共に鳴る


ちょうど去年のいまごろ、
ふたりでなんかやろう!でもただのツーマンじゃなくて、
なんか面白いこと!
って、話をしてたなあ。
あれから1年。「星と灯台」名古屋で3回目の夜。

共鳴する、ということ。共に鳴る、ということ。
互いが、弦であり、ハンマーであり、
鍵盤であり、サウンドホールであるということ。
3回やって、ようやくわかってきたような気がする。
東京、大阪、名古屋、目撃してくださった皆さん、ありがとう。
セットリストなど、あらためて特設サイトにアップしますので、
すこしお待ちくださいね。

それにしても、「close to you」はすごかった。
(これは演奏する側の独り言なので、お客さんとはズレると思うけど)
メロディ、アレンジ、コード進行、構成、歌、すべて完璧で、
しかもたったの3分42秒。
ポップスの神さまの背中にちょっとだけ触った気がした、なんて、
お前何年音楽やってんの!?と勉強不足を恥じたのでありました。
ジャンルも時間も超えて、美しいものはずっと美しくて、
ああ、いいなあ、音楽いいなあ、と、なんだかうれしくてたまらなかった。

そんなことを思う機会に出会えたのも、「星と灯台」があったから、
25周年イヤーの今年。
自分のことでいっぱいいっぱい、でもよかったと思うけど、
このツーマンショウを織り交ぜながらの日々となったこと、
とてもよかったな、むしろ助けられたなと年の瀬にして思う。
肩を並べて走る素晴らしいシンガーソングライター拝郷メイコさんに、
特大の感謝と、山盛りのカンパイを。
来年もまたどこかへ、光を届けに行けますように。