251025

みじかい秋はダッシュで走り去って行き、すとん、と落っこちるように冬の気配濃く。こないだまでTシャツだったような気がするのに、あわててヒートテックスタンバイ、羽毛布団を引っ張り出したりしてます。衣替えもやっと終わった。薄手のニットとか、長袖Tシャツとか、ほとんど出番なかったなあ。

配信アーカイブの仕組みが変わって、視聴チケット購入から〇〇日間視聴可能、ということになったので、販売終了間際に買ってくださって、まだ見てるよ〜という方もいらっしゃるかな。1025ミントホール、良い秋でした。配信組も、現地組も、あらためて、心から、ありがとうございました。
アンコールで歌った新しい歌は、当日朝まであれこれいじって、リハで初めて通して歌うという久々のパターン。ここから育てていきます。タイトル間に合わなくて、とりあえず1025(仮)としましたが、現在地、という気持ちを込めて、2025(に・ぜろ・に・ご)と名付けることにしました。


一日は24時間、というのは、本当。
でも、淀みなく流れていく時間の中で、時々、たとえばうれしくて、たとえば悲しくて、くやしくて、くるしくて、そこだけ重くてへこんでしまうような時間があって。
このまま夜が明けないでほしいと願った日。一年みたいだった一日。またぜったい、必ず会おうって約束した人。永遠のような一拍。一生のようだった恋。
出会ったこと、別れたこと、そこで感じたこと、なんて豊かな重さ。全部、本物。

だから、でこぼこだらけでいいんだ、合ってる、合ってる、と、思いました。


先行チケットの皆さんには、送付状でちょっとおしらせしたんですが、初の試みは、会場に足を運んでくださった方への感謝を込めて、2回目のアンコール、息子とのセッションでした。さぞかし感慨深いか、と思ってましたが、もういろいろ心配で心配でぜんぜん感傷的な気分になれませんでした(笑)。
外国語を学ぶ大学に進み、中東方面へ短いけど留学したり、バンド活動に心血注いだりして1年余計に学生やり、現在大学5年生。来春社会に出るようです。それなのに新しいバンドでわあわあやってるってよくわからないのですが、息子の音楽はこちら

もうしてあげられることはあんまりなくて、グッドラック、としか言えないけど、ありがと、息子。わたしがきみくらいの歳に書いた歌を一緒に歌えてうれしかった。いい声だったよ。

※終演後物販にて。

年内お客さんの前で歌うのはこれでおしまい。次はリクエストライブですよ!皆さん「選べないー」って泣きながら選んでくださいね、そのあとわたしも「選べないー」って泣きながらセットリスト組むので。
年明けは旅からスタート。大阪歌い初めって、あったかな、初めてかも。名古屋の隠れ家ライブハウス、そしてほんとうに久しぶりの広島。チケット受付中です。
デビューから3枚の配信リリースは、思いがけないことだったのでびっくりしつつ。ちらっと情報は入ってたので、反省会ツイキャスの時に言っちゃおうかなと思ってたんですけど、ガセだったら困るなあと思いまして(権利関係とかいろいろあるので、わたしはノータッチなの)。でも、ホントにリリースされて、なんかいいタイミングでホントにうれしいなあ、と。アレンジャーの萩田光雄さんとか、エンジニアの梅津さんとか、いろんな顔がたくさん浮かびました。あらためて、届きますように。

そんなわけで、にぎやかでうれしい2025年秋でした。いろんな方向に、ありがとう、って言えるって、幸せだな。歌と、歌を通じてつながることができたすべてのひとたちに感謝を。来年も、たくさんカンパイできますように。カンパイ。


篠原美也子ワンマンライブ 2025 autumn
「本物」
10.25(土)YOKOHAMA mint hall

01.灰色の世代
02.ありふれたグレイ
03.前髪
04.プラネタリウム
05.ひとひら(未発表)
06.ひとり
07.HOPE
08.答えのない悲しみを
09.S
10.満月
11.向日葵
12.愛している

E.C
01.2025(未発表)
02.Time will tell
03.誰の様でもなく

E.C 2
01.ひとり(/w 龍之介)