暴論派の夏


陸上がロンドン、テニスのマスターズはモントリオール、そして甲子園、
これだけでも死にそうだったのに、
週末は、ゴルフの全米プロが!松山英樹が!
というわけでノースカロライナも加わって、
もはや日付変更線がどこにあるのかさっぱりわからなかった先週。
思えば去年の夏は、リオのオリンピック見ながら、
やっぱり毎日テレビの前で倒れてたなあ。

ベスト8が出揃った甲子園。
私は、高校野球は、勝っても負けても校歌が聴けるようになった時、
大事なものを失ったと思っているので、昔ほど熱心に見ないけど、
始まるとすこし遠くから、時々胸打たれつつ眺めている。

高校野球、というと、時代にそぐわないとか、
炎天下で連投させるなとか、県外からの野球留学多いとか、
苦言問題提起系の話が必ず出てきて時々うんざりするけど、
マキタスポーツさんが「ションベン正論」とバッサリ切ってて、
うまいこと言うなあと感心した。

通りがかりにションベンひっかけていくような、
愛のない「正論」はいらねえと。

正しさの押し売りは、ホントに困る。
甲子園に限らず、ションベン正論多すぎのご時世。
愛ある「暴論」に、こっそりカンパイ。