祝福


100402

もうすぐ始まるレコーディングに向けて、
エンジニアとミーティング。
相当無茶なお願いをたくさんしているにも関わらず、
この人あたしより腹がくくれてる、
ということが発覚し(まあ、そう思ったから頼んだんだけど)、
うれしくて、たくさんカンパイしてしまいました。
合い言葉は、
胸がドキドキするものをつくろう、です。

ちょっと寄るところもあって、
待ち合わせはあたしが以前住んでた街。
しょっちゅう朝まで飲んで、
何度か早朝に叩き出されたこともある飲み屋に久々に行ったら、
当時の店員さんがまだいて、なんかうれしかった(笑)
もう10年以上も前で、向こうは覚えてるわけないんだけど、
あたしもまだ、おんなじことやってますって、
言いたい気持ちになりました。

帰りの電車、たまたま聴いていた「bird’s-eye view」。
ぼんやり車内を眺めていたら「街灯の月」がかかって、
ものすごく泣きそうになりました。
そして、こわいくらい満開の桜並木をくぐって、
家に帰ってきました。

2010年春の桜、その祝福を、ずっと、忘れないと思う。