短編小説


何気なく読んだウィリアム・トレヴァーがあまりに素晴らしくて、
図書館にあるだけ読み尽くし、
続けてアリス・マンローの「イラクサ」を読み、
すっかり短編マニアと化している。
いま読んでるのはこれ。

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短編小説の醍醐味はやっぱりエンディングの切れ味にあって、
いい幕切れの短編は、
物語が短い分、ものすごく深い余韻が残る。
最後の一行のあとの余白を見つめながら、
ほとんど、はめられた、に近い気分で噛みしめる余韻。嗚呼、至福の時。
歌もこうありたいなあ、と思いつつ。

人生は、
大河ドラマみたいな長編じゃなくて、
終わってみるとほんの数ページの短編を、
途切れ途切れに読むことに似てる。
いかしたエンディング、とは限らないけど。

ああ、いろいろと。
歌でも歌わなきゃやってらんない。
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今日はいきなり暑くて、
にも関わらず息子のいたずらでマフラーですか。

120428

世間が憎い、というその表情。
わかるなあ。
連休なんか、でーきれー。