リハ、なでしこ、優れた娼婦


スタジオに籠って、最終リハ。
うまくないのは仕方ない。
無駄に力むのも性分だから仕方ない。
メンバーががっちり援護射撃してくれるから、
泥臭くてもとにかく最後まであきらめずに歌うしかない、と、
腹を決めて、鼻息荒く帰宅。

で、なでしこ観戦。

これまた、なんとまあ、泥臭い闘いっぷり(笑)

追いついた、と思いきや突き放され、
それでも追いついた、と思った刹那、最後の1点を奪われる。
「篠原美也子」みたいな展開じゃん。
でも、「やるなあ」って思わず声に出た。
カッコ良かった。やるなあ、なでしこ。

などと、

3日後に大一番を控えて、
「あたし金太郎飴」状態のあたしでありました。
何もかもをとても近しく感じて、
なんでも自分と重なっちゃう。
これはたぶん集中し始めてる証拠。

花村萬月さんの素敵な言葉。ツイッターより。

「娼婦は自分が愉しんでしまっては商売にならないでしょう。
しかも、優れた娼婦は大衆の慾望を見事にすくいあげて慰撫し、
それを金銭に換えるわけです。これこそが娯楽小説の本質です。」

優れた娼婦に憧れ続けて、まもなく19年。
駄目なんだよな、あたし、客に説教しちゃうタイプなんだよな(笑)

25時。ああ眠い。眠くて、文章をコントロール出来ない。
眠ります。