冬の日々


なんだかんだ言って年末年始はあれこれ後回しでのんびりするので、
松の内を過ぎると1月は足が速い。もう二十日過ぎましたか。

恒例の年越しツイキャス「room493神社」、例年になくたくさんご参拝いただき感謝。
コンティニューコイン積んでも無料配信は4時間上限、という貴重な知見を得た年明けでありました。
その際お知らせした昨年秋のワンマン「その菩提樹の下」一夜限りの無料配信(1/14)も、たくさんご覧いただきありがとうございました。
いやー、よく喋ってたわ(笑)
お客さん、ていうバッテリーすごいなーと痛感しつつ、自分ではいつも通りわあわあ歌ったつもりでいましたが、思いの外低いトーンですこし驚きました。
世の中に対する苛立ち、イコール自分に対する苛立ち。
どんな歌を選んでもその時の「気分」が露呈してしまうのもライブというもので、
そういうものに左右されながら、どんなにいい夜でもそこにとどまることはできなくて、
旅をするように歌ってきたんだなあとあらためて思いました。
雨の日も風の日もある。
ライブの映像はほとんど見返さないんだけど、自画自賛と自己嫌悪でわけわかんなくなりながら、
いまさら自分と向き合うのも大事かな。

なにやらすごい寒波が近づいているとか。
シチューやおでんや鍋ものでささやかな抵抗を試みつつ、真夏の南半球での全豪オープンテニス、降り注ぐ太陽、Tシャツに短パンを半ばうらめしい気持ちで眺めるのもこの時期恒例。
大相撲初場所がかぶって、メルボルンと両国を行ったり来たりするのも毎年のこと。
そしてたいがい、春のことをあれこれ考えて、考えあぐねているのが1月。

甘くなるように、美味しくなるように、ぎゅっと、冬の日々を過ごしてます。
すこし遠い約束、次の季節の約束、422は先行受付中です。