ナサケナイ


学童クラブの父母会費2000円を、延々と払わない人がいた。
父母会役員のあたし、たまたま取り立て担当になって、
連絡しても梨のつぶてで頭を抱えていたのだが、
こないだの途中で中止になった運動会の時、
人混みの中にそのお母さんを発見。
一緒にいたやはり役員のママ友と、それっとダッシュで直接集金。
あのー、と話を切り出すと、ああそうでしたっけくらいのかんじで、
ご本人はあわてるでもなく、申し訳なさそうにするでもなく。
いや、こんなところですみません、何度もお電話したんですけど、
学童の連絡帳にお手紙もはさんだんですけど、と、
なぜかこちらは一生懸命言い訳したり説明したりあやまったり。
無事集金して、そそくさとその場を離れて、
ほっとひと息ついたら、なんか急に頭にきた。

なんで間違ってる人の方が堂々としてるわけ!?
なんで迷惑かけられた方が、すいませ〜んとかあやまってるわけ!?

おっかしいよ、と思うけど、
こういうことってよくある。
でも、みんなが迷惑してます!困ります!って、
ちゃんと言える人もいるんだろうな。
要は言えなかった自分が情けないってこと。

今日も、仕事関係で似たようなことがあった。
そういう鈍感でピントのずれた人を相手にすると、
言葉を選んだり、傷つけないように気を配ったりということが、
心底むなしくなる。
だって、ホントはひと言で済むんだもん。

おめーが頭わりーからいけないんだろうがよ。

はあ。あたしやっぱりナサケナイ。