シンガーソングライター篠原美也子のオフィシャルウェブサイト

それでも恋を

2日間が終わって2日間、空は泣いてばかりいた。
私はどっぷり祭りのあと状態で、
平成最後の雨と、令和最初の雨をぼんやり見てたなあ。

我々の雨も、きっとつながれていくね。
2日間満員御礼。
私の歌と過ごす時間を選んでくれた皆さん、ありがとう。
立ち見で完走してくれた人たち、ほんとうにありがとう。
どこかで歌を思ってくれた人たちも、ほんとうにありがとう。
時代のはじっこ、ぎりぎり土俵際で、
「篠原美也子」のライブ会場が満杯って、なんかいいじゃないか。
ちょっと胸張りたくなるじゃないか。

いつ書いたものだろうと、いいものはいいし、ダメなものはダメで、
あまりこだわらずにいつも心に沿うものを歌ってきたので、
今回たぶん初めて年代別に足跡をたどるセットリストを組んだ。
青の時代、若かったな、と思う。
風の時代、揺れていたな、と思う。
なんてたくさん間違って、なんてたくさんつまずいて、
なんていちいち本気で、なんて淋しくてなんてうれしくて。

でも、26年歌ってきたんだな、ほんとうに。

あなたの、あなたの、あなたの、ひとつも同じもののないそれぞれの時代。
あの夜に、あの朝に、あの日々に、
私の歌と一緒に生きてくれて、ありがとう。
新しい時代も、できるならあなたの景色のどこかに、
私の歌がいますように。
もう会えない人もきっといるな。
でも、忘れないよ、ずっと。
2日目の最後に「秒針のビート」を歌いながら、
歌う客席を眺めながら、
ああ、私はそれでもまだ恋をしている、と思いました。
バカじゃないの、と笑いそうになりながら、
くたびれちゃうのに、儲からないのに、嫌になっちゃうのに、
それでも焦がれるように、新しい歌を書きたいなあと、思ってました。

2日間合計36曲。
その上あんなにたくさんしゃべったのに、たくさん言い忘れた気がするけど、
あの時にしか書けなかった歌を、いましかない気持ちで歌った時間でした。
だからダメなんだよ、も、だからいいんだよ、も、
全部受け止めて、見届けてくれたことに、心から感謝します。

ああ、ほんとうに終わっちゃったんだなあ!


25th FINAL 2DAYS edge of the age
青の時代 1993-1999
2019.4.28(日)
SHIBUYA 7th Floor

01.青
02.Keeping my step
03.Don’t forget
04.ありふれたグレイ
05.前髪
06.夢を見ていた
07.月の河
08.河を渡る背中
09.ジレンマ
10.Fool in the Rain
11.Passing
12.灰色の世代
13.ひとり
14.愛している

E.C
01. 心のゆくえ
02.誰の様でもなく
03.満月

E.C2
01.Dear

25th FINAL 2DAYS edge of the age
風の時代 2001-2019
2019.4.29(月・祝)
SHIBUYA 7th Floor

01.夜間飛行
02.HERO
03.flower
04.尽きせぬ思い
05.ひといろ
06.Stand and Fight
07.遥かなる
08.ここはなんてあたたかくて
09.I know
10.Fear
11.理由
12.逆光
13.向日葵
14.葉桜

E.C
01.Journey
02.流星の日
03.S

E.C2
01.秒針のビート


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