シンガーソングライター篠原美也子のオフィシャルウェブサイト

SION

UNITでは、ライブは見るもんじゃなく聴くもの、と決めているので、
ゆうべも満杯のフロアのいちばん後ろで、何十個かの頭をどけたら、
たぶんそこでSIONが歌っているだろうあたりをずっと見て、
時々ちらっと見える姿にときめきながら、
よく尖って、でもあったかい歌を聴いていた。
「2月というだけの夜」 では天井を見て涙をこらえたけど、
「俺の声」ではこらえきれず、歌の間中うつむいて、
でも一緒に歌いながら、涙が床にぽたぽた落ちるのを見ていた。

11年前、完全に行く先を見失って、
もう自分がなんなのかさっぱりわからなくなって、
久々のライブでこの歌を聴いた時、
あたしは自分が情けなくてうつむいて涙をこぼした。
そして、「S」を書いた。
今、あの頃よりは情けなくなくて、ささやかに誇りもあるけど、
あれから何周したのかなあと思ったら、
やっぱり涙が出た。

クリスマスにはちょっと早いけど。
神さま、なんにも欲しいものはないから、
ただ、もうあと何周かしたいと願うことを、
どうか許してください。
アンコールのアンコール、「このままが」の大合唱を聴きながら、
思った。

なつかしい再会があったり、
久々に文さんにも会えてうれしかったり、
終演後はまたもや打ち上げにお邪魔させていただき。
SIONブログに打ち上げ写真ありますが、
人の打ち上げで真ん真ん中主賓のお隣にまんまと座ってるあたしって(笑)。

SION、ありがとね。
「えーっと、前に一緒になんかやらしてもらったよねえ」
と、すっかりさっぱり忘れ果ててるとこも(笑)、でも、
「シノハラちゃーん」
は覚えててくれたとこも、
全部、大好きよ。


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