生まれてきたのはきっと時の流れの気まぐれで
特にそれらしい理由なんてひとつもなかったはずだけど
生まれてきたくて生まれてきたんじゃないとほざいたあいつは
すべての悲しみにそう言って言い訳をするのだろうか
生まれてきたことが痛みだけにしか思えない夜には
ごろりと寝転べば 何の飾りもないただの命になった気がする
金で太った政治家にも死にかけてる野良猫にも
同じ様に同じ様に朝は与えられる
God bless you 夜明けは何ひとつ
God bless you 待ってはくれない
生きてることはきっと時の流れのいたずらで
多分命を守るすべなどひとつも心得ちゃいない
生きてることは くだらなくてつまらなくてだけどいとしい
同じと知ってても尽きせぬ明日への恋心 抱きしめて眠るのさ
金で太った政治家にも死にかけてる野良猫にも
同じ様に同じ様に朝は与えられる
God bless you 夜明けは何ひとつ
God bless you 待ってはくれない
ガードレールに腰かけてテールランプを見ているLonely boy
行方知れずの恋やあきらめたままの夢が
ぐるぐる頭を回り出す ずきずき胸が痛み出す
世界で一番卑怯者 そんな風に自分を責めるけど
同じ様に同じ様に朝は与えられる
God bless you