満天

数知れぬ痛みたちをちりばめ
街は今夜も輝く
満天の星空を映してる
海のように揺れながら

くやしくて くやしくて 泣いていた彼女
今ごろは必死で笑ってるだろう
すこし重たいまぶたメイクで隠して
きっといつも通り 何も無かったように

数知れぬ願いたちのかけらが
街を今夜も彩る
満天の星空を見上げてる
花のように揺れながら

がんばって がんばって 気が付けばいつも
からっぽの心が残される
波風を立てないため 傷つかないため
ボスの顔を立てるため もうたくさんだ

名も知らぬ感情を閉じ込めた
胸の奥がざわめく
満天の星空を夢見てる
夜のようにひそやかに

好きなように 思うように
そんな日がいつか来るように 来るように

数知れぬ痛みたちをちりばめ
街は今夜も輝く
満天の星空を映してる
海のように揺れながら
揺れながら