シンガーソングライター篠原美也子のオフィシャルウェブサイト

3歳

110306

ついこないだ、
授業で自分史作りというのをするので、
小さい時の写真を持たせて下さい、というクラス便りが来た。
で、ハードディスクに放り込みっぱなしの写真を久々に眺めて、
小さい時の写真をプリントしながら、
夫婦できゃーきゃー親バカになった。
あらためて思ったが、親バカ分を差し引いても、
2歳から3歳くらいまでの子どものかわいさは尋常じゃない。
たぶんそれはサイズ感なんだと思う。
身長100センチ前後の、どこもかしこもふっくらした生き物。
それがちゃんと歩いて、走って、ちゃんと感情を持って笑って、泣いて、
幼児特有の柔らかい声でしゃべって。
それ以前のほんとに赤ちゃんの時代も、
それ以後の縦に伸びて少年や少女に近づき始める時代ももちろんかわいいけど、
2歳から3歳のいっとき、
「奇跡のサイズ」の時代のかわいさは、ちょっと特別だなあと、
5、6年前の息子の写真を見ながらつくづく思って、
そのあとすぐ、榊いずみちゃんちの娘ちゃんに会う機会があって、
実物の3歳を見てますますそう思った。
この時期のかわいさは、ほんとうに、奇跡のようだと、思った。

熊本で殺された3歳の女の子の名前は、
まさに心を込めてつけられたんだろうと思うような名前だった。
娘を虫けらみたいに殺されて、ご両親の思いはいかばかりかと思う。
ほんとうに悲しいし、ほんとうに悔しい。

目を離した親が悪い。
思うのは、自由。
でもそれを口に出して言えるのは、
殺したヤツだけだ。


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