私である、ということ


私である、ということは、
あなたである、ということ。
それは、自分で選ぶ、ということ。

3月8日。
開催を決めたことで、皆さんにむしろつらい選択を強いたかもしれない、
ということが、いまも心残りです。
私の歌を思ってくれた人たち、それぞれの判断と行動を、
100%支持し、感謝します。

いまや音楽含めたたくさんのものがトイレットペーパー以下となり、
(ま、そもそもそういうものだったとも思うけど)
でも、蹴飛ばされても、蔑まれても、ここにいたいと、思っています。
リア王の道化のように、汚れた手を躊躇なく握れる。
それが、私の愛して止まないものです。

以下、サラエボの内戦を生き抜いて大人になった子どもたちの声を集めた、
「ぼくたちは戦場で育った」という本の、
翻訳を手がけた角田光代さんのまえがきより。
「生きてる」と「死なない」は別。
忘れずにいたい、と自分に。

「食べものは生命を維持する。でも「いのち」を維持するのは、音楽だったり映画だったり芝居だったり本だったりスポーツだったり、会話だったり笑いだったり、目には見えない希望だったりするのではないか。そういうものがなくては、生命は生きても「いのち」は削り取られていくのではないか」

独唱2020〜私である、ということ〜
3.8(日)SHIBUYA 7th foloor

01.名前の無い週末
02.青
03.春の日
04.さくら(独唱)(森山直太朗カバー)
05.遠くから
06.春はまだか(未発表)
07.place
08.Dear
09.俺の声(SIONカバー)
10.天使達の歌(坂本サトルカバー)
11.歌なんて(川村結花カバー)
12.ひとり
13.愛の讃歌(越路吹雪カバー)

E.C
01.誰の様でもなく