冬のスタジアム


1月12日、うっかりすると小雪の舞う空模様。
個人的にはよく晴れて吟醸酒の如くキンと冷えた日が好みではあるけれど、
これはこれで冬のラグビー日和。
正門入って右、
バックスタンド入口を入ってすぐのこの場所から見るスタジアムが好き。
芝生の匂いを胸いっぱい吸い込みながら、秩父宮競技場に新年のご挨拶。

これは見といた方がいい。
時々、直感のような天啓のような目撃本能が耳元でそうささやくのを聞いて、
えいっとばかり、スタジアムに走って行く。

今季就任の明大田中澄憲監督。
私がラグビーを見始めた頃、明治のキャプテンだったので、
去年の春先にニュースを見かけて、おお、あの田中くんが、とちょっと胸熱。
(箕内くんとか小野澤くんとか、学生時代を見ている選手は、なんか「くん付け」になっちゃう)
たぶんあの時大学4年生。43歳かーそうだよなー(深いため息)。
帝京を倒した天理との対決となった大学選手権決勝、
田中くん、応援に来たよ!という気分で、満員の秩父宮に突っ込んで来た。

我が目撃本能に感謝。外すときもあるけどね。
いいもの見ました。田中くん、おめでとう!

なんやかや理由をつけてつい出不精になってた時期がずいぶん長かったなあと思うけど、
最近は出来るだけ迷わず億劫がらず目撃本能優先をモットーに。
特に秩父宮は、東京オリンピックに向けて建て替えが予定されてるらしいし、
いちどでも多く行っておきたいなと。

次はサンウルブスかな。
今年はワールドカップイヤー。
ああ、あのイングランド大会からもう4年なのか。