本を食べる


100714

こないだ山ほど本を買ったばかりなのに、
息子の本を借りに図書館に行ったら、やっぱり自分のも借りてしまった。
いいタイトルだなあ、と思って。

豊崎由美さんがツイッターで紹介していた柳下毅一郎さんのエッセイ。

http://www.hakusuisha.co.jp/essay/2010/07/14/1105.html

一言一句すべてにうなずいてしまった。
お腹がすくから、本を食べる。
翻訳家でもある柳下さんは、本を食べて本を排出する、とおっしゃってるが、
あたしの場合、本を食べて歌を排出するというわけ。
そして、本棚からあふれた本の山が乱立する部屋はあたしの夢で、
それが叶わないので、
せめてと思いつつピアノの上に山を築いてしまうのかも。

酒飲みでよかった、食いしんぼうでよかった、
と思うのと同じ感覚で、本好きでよかった、と思う。
電子書籍でもなんでも構わない。
読みたい気持ちは消えないもんね。