シンガーソングライター篠原美也子のオフィシャルウェブサイト

ラーメンとパンクロック

朝の雪に若干ハラハラしつつ無事開催。
2月2日、the Meeting〜シンガーソングライターと、出会う〜。
早いもので8回目。
金曜の夜、駆けつけてくださった皆さん、ありがとう。

私は裏表のない人とかあんまり興味ないんだけど、
この日は伊東洋平くんと木下直子ちゃんのまっすぐさが胸に響いた。
諫山実生さんの一見豪快風で淋しがり屋の歌も素敵だった。

東野純直くんは、レーベルは違うけど同じレコードメーカーで、
彼は4/1、私は4/21デビューという文字通りの同期の桜。
途中で移籍したメーカーも同じというおまけ付き。

10数年ぶりに会った東野くんは、音楽を続ける一方、
8年修行ののち、ラーメン屋さんを2軒も持ってバリバリ働いてた。

昔っからぱかっと明るい人で、
「アズ、軽いな〜」と思わずからかいたくなるキャラで、
久しぶりに会ってもその感じは相変わらず。
「音楽を自由にやりたいから、生活の基盤は別にするべきだと思った」
って、笑顔であっけらかんと話してたけど、
会えなかった時間に、いろんなことあったんだな、そんなこと考えてたんだなって、
ちょっと驚いた。

久しぶりに聴いた東野くんの歌。
歳月にすこし磨り減った声も、
お客さんに美味しいものを作っている節くれだった指が鳴らすピアノも、
とても美しかった。

正しいとか間違いとかじゃなく、誤魔化さないで生きてるなあと思った。
音楽のために、音楽に見切りをつけるというやり方。
それは正しいとか間違いとかじゃなく、シビアな現実と戦うひとつのやり方。
彼のタフな選択に、正直不意を突かれて、
とても胸を打たれて、胸が騒いだ。

同世代、同時代を走ってきたサトルくんも、
たぶん思うこといっぱいあったんだと思う。
最後の「天使達の歌」は、まるでパンクロックだった。
客席で一緒に歌いながら私は、
なんであたしたち、音楽なんてもんに関わっちゃったんだろうね、
と、笑いたいような叫びたいような気持ちになってた。

そんなわけで、今年最初のthe Meetingは、
まさしく、シンガーソングライターって何なのよ、
音楽って何よ、歌うってどういうことよ、と、
わかってたつもりの、わかってるふりしてた不安や焦りや迷いを、
あらためて突きつけられた夜でした。
客席からは何が見えただろう?

そんなことつらつら思いながら、今週末は初めて郡山に行きます。
http://www.room493.com/archives/5118

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