2007/2/12
TOKYO ACOUSTIC NITE
2007 Presents
「詩のチカラ」
〜 Winter 1 Week Series 〜
SHIBUYA BOXX

01.You're so cool
02.ひとり
03.こんな大事な夜に(SIONカバー曲)
04.愛している
05.ブーケトス(未発表)
06.pain scale
07.逆光
08.秒針のビート
09.S


From:The Pretenderさん(07.4.8/14:29)

桜が咲いた。
チケットが届いた。
20070421まではもうすぐだ。

時遡り20061029。
ぶっ倒れるほどの熱気が充満し、
「The night of 30'last」を終え、40'への脈が打ち始めた。
僕が同じ歳を歩む者だからなのだろうか。
若かりし日々
漠然とした前向きな希望や、
単純な成功への願望とは違う。
「次はやれるのか。」
この言葉、絶えず胸をよぎる。

SIONの存在を知ったのは1985年頃だった。
雑誌で見た。
目に焼き付いた。恐かった。
だから単純に避け、その音楽にまで至らなかった。

93年頃。
レンタルCD専門店の終末期。
独り暮らしの毎日に心が痩せ、ウォッカにすがり。
ある夜、いつものレンタルCD屋に行って、目に付いた2枚組みのCD。
「Strange But True」
あのSION?
すれ違うだけで突き差さしてきそうだった雑誌のあの写真とは違って、
吸い込まれそうにきれいな眼が、ジャケットには有った。
疲れていた僕は為す術なく、そのCDを借りて運転席に乗った。
グッタリしてエンジンを掛けた時、
FMから心を突き抜く歌詞の曲が流れてきた。
「ひとり」という曲だった。

『からかうなよ1988年9月 俺はたかだか28だが
生きてたのは何時間だい? 1時間 10時間 1万時間?
サンプルにもなりゃしねぇ』 (からかうなよ by SION)
確かに、そうだ。
自分の人生ですら儘ならない。

20070212
アーティストという言葉が氾濫している。
単に「表現する者」という意味でとれば、僕のhekotareta人生でも当てはまるのかもしれない。
でも、揺ぎ無いアーティストって言われてしまう人達はいる!そう思った。

さあさあ前置きがメッチャ長くなった。
そのぐらい書いてもいいさ。
2人のアーティストがもたらす空間のゆくえがあまりにも心地良かったから。
いつもは器用に立ち回ることもせず、
弾き絞られた弓から発せられた力強い矢の如く一本木な篠原美也子が、
同じステージのSIONを前にするとまるで子供の様。
篠原美也子は「あたしが一番楽しんでいる」と言っていたけど、
それを見ている僕らもその「音と光と空間アート」の体現者。
楽しかったよ。

この日のSPECIALは、3曲目に歌った「こんな大事な夜に」(SIONカバー曲)。
SIONが「美也ちゃんに歌ってもらってたら売れてたかもな」って言ってたけど、
男の僕でさえ妬きたくなるほど格好いいSION本人の前で歌うんだから、
心がこもってた。
僕がどんな言葉を連ねたとしても、レポでは伝えてあげられないな。
あの場にいなければ伝わってこない、
悔しいけど、2ヶ月過ぎても耳から離れないんだ。

「ひとり」
この日のこの曲は、篠原美也子そのもの。
上手くやりたくて、気持ちを込めて、精一杯歌って、
それでも伝えられなくて歯がゆくて、だけど大好きで、篠原美也子を見守っている。
音楽を介してそこにいる全ての人達が巻き込まれてその場限定の空間芸術へ。
憧れ、はじまり、挫折、希望、傷心、一瞬そして無我。我を忘れるほど今を大切に生きる。
40' もしかしたら昔の人が言ってたことわざのように、何もかも解き放って充実した自分が表現できる時?
そのスタートにSIONと対バン!
美也子さんの後に登場したSIONのかすれた声は、あっという間に全てをSIONの空間に変えた。
そして忘れちゃいけねえギターの松田文さん、ハプニング発生で「禁じられた遊び」フル演奏で繋ぎ。
ノリノリでした。

桜花だってその時見るから鮮烈なんだ。
見た人も見れなかった人、よし、次、次に行こう。
20070421
『イェ− ブッ飛ばすぜ! 
時間はまだあるからって そうゆっくりしてられないんだ』 (通報されるくらいに by SION)

SIONは多分聴かず嫌いの人多いと思うので(あたしも最初そうだった)、もしあの時出会えた人がいたらいいなあ。もう簡単に、じゃあまた次ね、って約束出来ないけど、あの日もらったチカラで、今年も何とか、春、ですな。

From:とまさん(07.2.16/23:58)

2007年2月12日の記念すべきライブ。天気は快晴!
美也子さんとSIONが同じステージに立つ日が来るとはっ。
美也子さんが一番「詩のチカラ」を感じたんじゃないかと思った。
よかったですね!!とお祝いしたくなったのと同時に、
どんなライブになるんかな〜っていう不安の混じった期待も(笑)

SIONの出番は7時頃、とSION本人から予告があったので
美也子さんの持ち時間は6時からの1時間…。
さすがにSIONを長らく待たせることはないよな〜、
MCの時間を考えると多くて5曲ぐらい??と思ってたら
歌も9曲、もちろんMCありですっごい充実してて嬉しかった〜。
そしてやっぱり時間内に収まることなく延長(笑)
MCどおり「日本で一番地味で濃い!」ライブとなりました。

最初の方は「SIONさん」と呼んでいたものの
「僭越ながらSIONと呼ばせていただく」とMCで宣言。
「SIONについてDVDで、もっといっぱいしゃべってるから」と
さりげな〜く?DVDの宣伝もしてましたね(笑)
去年の同じ日、同じ会場でDVDシューティングライブだったのが運命的ですが
来年2008年2月12日は何が起こるのかまたまた楽しみだったり!

アンコールで再登場の時に普段は無口な印象の松田さんに
「ずっとしゃべってたよね〜」とにっこり言われてましたが
それでも普段のMCよりはすんごい短かったと思う…(^-^;)

とりあえずセットリスト書き出してみました。

You're so cool
ひとり
こんな大事な夜に(SIONの名曲を篠原色で!)
愛している
ブーケトス
pain scale
逆光
秒針のビート
S

アンコール
SIONと「このままが」

「愛している」の誕生秘話、初めて知りました。
「こんな大事な夜に」みたいに仕上げてくれ、ということで
松田文さんがギターで美也子さんのアルバムに参加することになったそう。
SIONのライブで何度も拝見してたけど全然そんなことチェックしてなくて
今回SIONのライブ前の日記で過去の競演を知ったぐらい。
(今度からは気を入れて聞いてみよ〜と思った)

「こんな大事な夜に」は切なくなるシーンを思い浮かべる名曲。
そんなに美也子さんも好きな曲とは知らなかった。。。

〜バイバイ 口にし耳にする わかんねえよもう…

新曲「ブーケトス」を聞くのは確か2回目。
美也子さんのこういう歌詞(ココロザシを感じるというかなんというか)が
すごい好きで、まだまだずっと歌い続けていてほしい、と思う。
ひとり、逆光、秒針で篠原美也子に引き込まれたSIONファンはどれぐらいいただろか??
いつも以上に思いのこもった「S」はSIONも聞いてくれただろか?
そしてSIONのファンなら「S」に何か感じてくれたかな。
篠原のS、スパイラルのS、そしてSIONのS。

CD買ってくれなくてもいいから(買うにこしたことないけど)
篠原美也子、というシンガーに心動かされた人がいてほしい!っと
勝手に思ってるうちに、美也子さんのライブは終わってしまった。
いつもながらあっというまに終わってしまうさびしさ。
でも今回はSIONのことをMCで話すとき、
いつもと違ってささやくように大切に大切に話す姿が印象的でした。

美也子さんがステージから去ったあと、ひな壇撤去(笑)
その次にはSIONがどかーんと控えてて
こんな嬉しいライブはなかったな〜生きててよかったな〜。

SIONを初めて見、初めて聞く人も多い中で
ギター一本のアコースティックライブ、といえば
「しっとり感」のライブを想像してたなら予想は外れたはず!
ギターだけで音に迫力あって、額に汗いっぱいのSIONが動く度に
汗のしずくがしたたり落ちて、大人しく座って聞くライブじゃない!って感じ。
床でカンカンと、とんがりブーツの右足でリズム取ったあとに
「痛〜っ」みたいな顔してたのが気になるのでホドホドに(笑)

お酒はダメな私ですが「メーカーズマーク」という曲に毎回惚れる。。。
初めての新曲、フライパンの歌(ヘンな引用すいません)もいい感じで
SIONの新しいアルバムもめっちゃ待ち遠しい気分。

美也子さんがいつも何かの時に話してくれるように
「SIONはいつもSION」っていう言葉をふと思い出して、
美也子さんもSIONのステージをモニターではなく
いつものように会場で見てるといいな、と思った。

SIONが「今日が仕事始めで、このまま仕事納めだったら
今年最後のライブです」と言ったので会場が笑った。
歌が始まるとSIONのファン、美也子さんのファンって
なんとな〜く反応でわかるけど、MCで笑ったりするときとかは
特に楽しい時間を共有できたみたいでなんかうれしかったり。

アンコールでは「篠原ちゃ〜ん」とSIONにあの声でステージに呼ばれ、
SIONと「このままが」を歌うのを見てとても微笑ましく思えた。

SIONはライブ終わってからいいお酒を飲んだみたいで
美也子さんもいい表情で写真に収まっててそれがうれしかった。

またいつかこんなライブは実現するかな?
でもめったにないライブだったことでずっと記憶に残ります。
楽しく過ごせたライブ、本当にどうもありがとうございました!

いつも飛んで来てくれて(文字通り、飛行機で)ありがとう。SIONのライブ、ちゃんと会場で見たよ。しっとりしないアコースティック。やっぱ師匠はひと味違ったわあ。頑張ろうと思った。そうさ、あなたのひとことで、俺はどこまでも行ける、だね。

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