2005/4/23
ワンマンライブ
「not me but us」
Shibuya O-East

01.まだ見ぬ明日の為に
02.place
03.あの角を曲がって
04.白い月
05.only you
06.ドアまでの距離
07.前髪
08.アスピリン
09.HOPE
10.LIKE 17
11.loop of smile
12.Dear
13.夜間飛行
14.秒針のビート
15.Time will tell
16.ひとり
17.Journey

EC1.願わくば(未発表)
EC2.流星の日
EC3.春の日


From:すてさん( 05.5.20/20:16)

こられなかった方のためにメモを起こしました。

【開演】

黒のタンクトップ・臙脂色のパンツにハイヒールで登場。
唐辛子型のアクセサリーが並んだチョーカーをしていました。
会場からの拍手に応えるようにステージ上から拍手を返してから演奏開始。

1.『まだ見ぬ明日の為に』
2.『place』

2曲を終えて最初のMC。
‘篠原美也子です’と名乗った後、このライブが行われた‘2005年4月23日’という日付を
とても愛おしげに読み上げ、一人一人のファンに想いを巡らせるように話をつなぎました。
高い天井を見上げながら‘きっと赤外線で見るともの凄い妄想とか怨念とかが渦巻いている’
という言葉でまず最初の笑いを誘いました。
‘最近涙もろいので、今日は泣かずに歌うことを目標にしたい’と宣言。
‘泣かずに聴くっていうのは無理だと思いますから・・君ら弱いから・・特に男子の諸君’
といきなりクギを刺されました。(笑)

ここで‘最後までよろしくお願いします’という挨拶に盛大な拍手が起こったので曲に行くのかと思ったら、なおも続くMC。
‘いや〜・・けっこう入れ込んでますよ’と競馬用語で語り始める美也子さん。(笑)
場内を見渡して‘だいたい座れているかしら?’と客を気遣い、先が長いことをニオわせつつ
‘曲順表は作ってあるんですが・・いや見せませんが・・’と肩すかし。
カンペには「挨拶」など、簡単な段取りだけ。
‘MCは行き当たりばったり’‘どうなることかわからない’と断りを入れていました。
休憩タイムの説明に加えて‘妊娠9ヶ月の人が来るらしい’という話を紹介し、
‘とりあえず産んじゃわないでください’と発言。(笑)
‘みなさん、助け合って、落ち着いて・・ていうか私が落ち着けよ’と自己突っ込み。

ここでまた<曲に行くのかな?>と思ったのですが、MCはまだまだ続きました。
‘開場から1時間取ってあったのはお買い物をたくさんしていただくため’と語り始め、ラブ・バラードを集めた2枚のアルバムの完成報告、そして宣伝。
4/5位までレコーディングにかかっていたのだそうで、このワンマンまで‘残り2週間しか無かった’という裏話。
〜美也子さん自ら‘凄いもんですね〜。ひどい話ですね〜。’と爆笑コメント。
メジャーの音楽業界では発売3ヶ月前に全て終わらせるのが常識だったのだそうですが‘凄い!やれば出来んじゃん!’とも語っていました。

‘次は『half moon』から1曲’と紹介しつつ、‘もともとラブソングは苦手’と告白。
‘このアルバムの11曲の中に1つも「愛」という言葉が出てこない’と自嘲しながら‘歌を聴き終わって初めて「愛」という言葉が浮かぶ、そんなラブソングがあってもいい’と曲紹介。

3.『あの角を曲がって』
4.『白い月』

メジャー6年・その後6年の歳月を振り返り、
‘6年間は長いと思っていた、メジャーを6年もやったのだから、それ以後は
 メジャー時代より短いのが当たり前で「付け足し」「余韻」のような気がしていた。
 その後の方が長くなって行くという事実を目の当たりにして、とても新鮮に感じている。’

さらにこんな感じに恋愛論を続けました。
‘いろんな意味を込めて今年はラブソングを中心にやろうと考えています。
 (中略)
 私も「一人で生きていく」なんて言っていたんですが、3年前に結婚して家族が出来て、
 それまでは自分が分かってればいいってことが、この人にも分かって欲しいって
 思えるようになって、それは素晴らしいことだなと思う。
 一人で好きなものを観ていると大事な人にも見せたいっていう気持ちに駆られる。
 私が素敵だって思うものをやっぱり素敵だって言って欲しい。
 こういうのが好きだと言う私を好きだって言って欲しい。’
 カップルっていうのはお互いに違う物を見ているのだけれど、一緒になるということは
 同じ方向を向いて同じ様に素敵だと思える物を見て歩いていくこと。
 それはしんどいことだけれど、とてもやり甲斐があること。
 もしカップルで来ている人が居たら、お互いが好きな物を観ているという幸せを噛みしめて’

途中では脱線してこんなネタも。
‘・・私の歌が好きで聴かせたら「暗い」って言われたってメールを貰うことがあるんですが
車の中で聴かせちゃダメだって!!(笑)’

これまで音源化された中で最古・・19歳の時に書いたというラブソングを紹介。

5.『only you』
6.『ドアまでの距離』
7.『前髪』

‘見守っていてくれて有り難うという気持ちを歌った’という(8)を
‘『us』に収録できたことが嬉しい’という言葉で紹介。

8.『アスピリン』
9.『HOPE』
10.『LIKE 17』

【休憩?】

‘起立!礼!’と号令。休憩時間といえども、美也子さんのトークは止まりませんでした。
(9)の話題に戻って、この曲は人に提供した曲だったことを解説。
‘実は私のアマチュア時代のストックだった’という話に爆笑。

そして龍之介くんが鏡好きだという話、保育園に預けるのが心配だったけれど
実は美也子さんが見ていないところではケロっとして遊んでいる・・といった子育てにまつわる話から
‘時間をつくることが出来るようになったので、弱音も愚痴も吐きつつ、
 音楽を含めていろんなことを頑張る’
という心強い宣言に変わりました。

さらに龍之介くんが男の子のわりにはよく喋る(遺伝か?)という話題。
『us』の詞を書いている時にも‘ちろいちゅきだ’と言った龍之介くんの一言を美也子さんが
いただいた・・なんて裏話も。

そんな龍之介くんのちょっと以前の口癖が‘かーかん笑って’だったという話で
‘よっぽど笑っていないんだな’とショックを受けたという話。
ちなみに最近の龍之介くんの口癖は‘怒らないで’なのだそうで・・・。(笑)

‘良くも悪くも自分の鏡(=息子)、好きな人が笑うと嬉しくて、それを見るとまた
 嬉しくて笑って・・笑顔のループのような毎日でありたい’
というメッセージに続けて『us』に収録された新曲(11)を紹介。

【後半】

11.『loop of smile』

‘ラブソングでアルバムを作ろうと言われたときにはピンとこなかった。
 (中略)
 「愛」という言葉は出てこないし、そう思って作ったわけではないけれど、
 振り返ってみるとたしかに「愛」の歌だった’と(12)を紹介。

12.『Dear』
13.『夜間飛行』
14.『秒針のビート』
15.『Time will tell』

この辺りでは、どの曲にも鳴りやまない拍手が続き、ステージと客席がぐいぐいと引き合っているような、見えない力のようなものを感じました。
そんな拍手にもひるむことなく、次々と曲を続けてゆく美也子さん。

昨年のMCを引用して『ひとり』=‘大きな種’と紹介。
‘何回歌っても心から上手く歌えたと思ったことがない〜今日は上手く歌えるかな?’と独白。

16.『ひとり』

いつもよりゆったりと始まった前奏は『SPIRAL』バージョンに近いアレンジ。
これまで最高の演奏にしようという意気込みが感じられました。
けれど、少し固くなってしまったのか、歌の冒頭でいきなりつっかえてしまい・・
本人は悔やんだことでしょう。
後奏を何回か余計に繰り返して弾き、笑いながら2階席の辺りをぐるりと目まわしそのままプールに浮かんだ人のように暫く真上を見つめていました。

長い拍手が収まるのを待って‘ほらね、上手く歌えた例がないんです’と照れ笑い。

『ひとり』でデビューして『us』を作るにいたった運命のようなものについて語り、
‘「ひとり」の方が気楽なことが多くて、「2人」だと共有できないことがあると辛い。
 けれど誰かと寄り添って生きていくことの素晴らしさを知ってしまったら
 どんなに大変でもこっちを生きたいと思う。「ひとりでひとりで」と頑張ってきたけれど、
 決して本当に一人じゃないということはとっくに気付いていて、
 スタッフやファンに支えられていたことはわかっていた。
 お釈迦様の手の上でイキがっていたなあと思う半面、そういう時代があって良かった’
と・・そんな話で締めくくりました。

17.『Journey』

【encore】

アンコールの衣装は白+緑のキャミを重ね着+ジーンズ。

E1.『願わくば』

‘いつも楽屋に戻ると「怖・・」と思うのだけれど今日は平常心だ’とアピール。
‘流れないマスカラは無いのか?・・ということが奥井亜紀とともに話題になった(笑)’
と自分の涙もろい一面を笑い飛ばしていました。

ワンマン恒例のお土産袋について、美也子さん本人は全部は持っていないようなことを語っていました。
そして‘これからも(お土産袋を)増やしていけるといいなと思う’と前向きな発言。

‘ま、今日のでとりあえず1年分ということで、
 みなさん、元気で1年過ごしてね。お釣りが来るでしょ?’
と笑い飛ばす美也子さん。ところが・・・
‘バンドでもライブ、やってみる?’と意外な言葉が。
予想外の展開に呆気にとられた私達でしたが、
とにかく美也子さんの気が変わらないようにと、必死で手をたたきました。

『urglitz LIVE Vol.1』で7年振りにバンドを背負って歌ったこと、
それがとても楽しかったことを活き活きと語る美也子さん。
‘ま、夏休みくらいにやれたらいいわね〜。’と言いつつ、すぐにまた
‘わかんないよ私うそつきだから’と逃げにまわりました。
けれど‘ここで言っちゃった者勝ちって感じで今までいろんなことが形になってきた’と
結局は心強いコメント。

ここでさらに話が急展開。
‘O-Westでやりたいとか思うわけ。だったら君らさ、オールスタンディングでもいい?
 500人ぐらい呼ばないといけないんだけどね(笑)
 Westとかすごい混んでてさ。やっぱり君たち、土日じゃないと困るでしょ?
 私も保育園があるからやっぱり土日がいいのよ。’

さらに続く暴走MC・・
‘わかった。じゃあ、お客さん達は「いいよ」って言ったっていうことで、
 ライブをやったとする。その時君たちね、お洋服とか無いでしょ。’
これはわかり易いTシャツ(グッズ)の宣伝・・大爆笑が起こりました。
さらに(実はもうほとんど売り切れていたと思うのですが)物凄いTシャツの宣伝トークが繰り広げられました。

CDについて
‘もうそんなにたくさんでは無いだろうから、
 1枚1枚本当にいいものをつくろうと思うし、作ったつもり’
さらに真剣モードでこう続けました。
‘曲を聴いて「強い人ですね」と言われることは多かった。
 強い人が好きなので、そういう人を思い描くと、潔い歌になるのだけれど
 実は私がナキゴトとイイワケとグチで出来ていることは皆さん知っての通りだと思います。
 でも歌を書くこと、歌うことが大好きで、今までは歌最優先でやって来ました。
 結婚して子供が出来て、すごく音楽をやり辛くなったのは本当だけれど、
 今では家族無しには歌う意味を見いだせないと思う。
 だから贅沢だといわれても「どっちが大事なんだ」と聞かれたら
 「両方です」と答えるしかない。
 昔みたいにただ好きなだけじゃダメで、もっともっと好きだと思っていないと続けられない。
 なので、どうかこれからも力を貸してください。’

深々と頭を下げた美也子さんに、会場からはこの日一番の拍手が。

そして、今年も‘君たちカッコイイ’というメッセージで締め。

E2.『流星の日』

さらに‘もう1曲だけどうしても歌いたい歌がある’と紹介したのは
いろんな意味で思い入れが深い‘春’という季節を歌った歌。
(紹介の語り口から、当然『葉桜』だろうと思ってしまったのですが)

E3.『春の日』

盛大な拍手の中、花束などが送られ、今年のワンマンも無事に終了。


実はこのレポはショートバージョンです。
いろいろ切り捨てたおかげで美也子さんの歌のように潔いレポになってかえって良かったと思っていますが、万一だらだらと長い2.5倍のロングバージョンがお好みの方がいらっしゃいましたら、個人サイトで公開しております。
http://otd9.jbbs.livedoor.jp/library/bbs_index

ロングバージョンもおもしろかったよ〜。それにしてもよくしゃべったなあと我ながらあきれました(笑)。

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From:I'm Alive(The Pretender)さん( 05.5.12/0:30)

今夜の篠原美也子さん、素敵だ。
そう思いました。

ステージ上で涙を落としていた一昨年でした。
背筋に力を入れ完全試合にも見えた昨年でした。

でも今年は、「気にするなよ〜!」って、
ステージに向かって声を上げさせられるほど、自然な優しさにあふれていました。

「ああ、この人、ずっとずっと育っている。」
そう思ったら、なんだかとっても安心して、嬉しくて、嬉しくて。

今夜、彼女のライブを初めて聴いた人もいたでしょう
そんな人たちへ
彼女の詩のひとかけらが もし心に触れたなら
もう一度 足を運んでみてください
彼女の詩の中にまた新しいかけらが見つかると思います

彼女の詩とともに過ぎ去った年月を思う人もいたでしょう
そんな人たちには
もう言葉はいらないよね
あなたの心の中で あなたの声で
歌えちゃうもんね(笑)

「ひとり」
全曲の中でも不思議な展開でした。MC、ぎこちなくさえ思えました。
今夜の「not me but us」ライブで、いちばん異質?
なのにこの詩、いちばんそばにいると思いました。

私が「ひとり」ではない生活になって10年、父親としてありふれた役割を担っています。
家族での生活は、ひとり暮らしの頃よりやっぱりあたたかいです。嬉しさや楽しさも一入です。
でもそれは、最も信頼できて近くにいてほしい妻や、成長していく子供との距離を、時として、遠く感じたり近すぎると思ったりする日々との葛藤でもありました。(単に関係がうまくいってないということじゃなくてね。)
ふと思うんです。妻も子供も、私に対して似たような葛藤を抱いて暮らしてるのかなって。「私たち」と口からは簡単に出るけど・・・。
互いの「ひとり」を尊く思い合える存在であったらいいなあ。そんな「私たち」であると口にしてみたいなあ。

この詩の本当の意味を追いかけるのは、これからだと思いました。

そしてCD。買っちゃった。2枚。
真新しいCDと、生まれ変わって彼女の元に戻ってきた詩たちのCD。
どんなふうに伝わっていくんだろう。
どんなふうに育っていくんだろう。

「僕たち」も、生まれたての新しい詩たちを、
一緒に育て、共に育って行こうと思った月夜でした。

ありゃ〜長くなったね。ワンマンライブとおんなじみたいだ(笑)。

「ひとり」という歌は、やはりあらゆる意味であたしの出発点なんだと改めて思った夜でした。あの歌があったから、「私たち」を思えたんだなあって思います。

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From:fragileさん( 05.5.4/0:39)

照明が落ちて暗闇の中。ステージに登場し、深々とお辞儀をする美也子ねぇさん。
ピアノの前に座り、はじまった1曲目「まだ見ぬ明日の為に」。そして2曲目「place」。
その優しい声を聴いていると意味も無く「わかってるよ」という声が聞こえてきそうで困った。
ワンマンに行こうと決めて数ヶ月美也子さんの歌を聴かなかったのもいけなかった。
ステージが滲んで見える。
あの夜を待ちわびていた人の中で、同じように感じた人はいただろうか。

最初のMC。
「こないだの大阪では泣いてしまったから今回は泣かないのが目標。あ、キミたちはいいよ。どうせすぐ泣いちゃうだろうから」とかなんとか言ってましたね。
まったく、すっかり見透かされてる。というか、もはや手遅れ。いや、まだこぼれ落ちてないからセーフだろうと、負けず嫌いな自分は思う。
「なんか寒くない?いい年して出しすぎかしら?あれさらに寒くなった。この会場私に喧嘩売ってる?」と早くも美也子節全開。
でも確かに震えていて「体調悪いのかなぁ」と少し心配になる。

8曲目「アスピリン」
アスピリンか。そういう言い方もあるな、とひとりごちる。
美也子さんの歌は、辛い時の痛みどめ。時々、喝を入れるためのカンフル剤。
自分にとっての前者は「You're so cool」。後者は「冬の夜」や「秒針のビート」。
自分はそれらをまとめて「最後の切り札」と呼んでいる。

11曲目「loop of smile」
とても心地よく、聴けました。初めてとは思えないほどすんなりと気持ちに響いたのは、
きっとその前のMCがあったからかも。
どんなに悪い人でも保育園行きたくなくて泣いたり、「かーかん」とか「ママ」とか言って母親にしがみついたりした時期があったはずなのにね、という話をされてましたよね。
で、色々とややこしい世の中に対しての美也子さんのひとつの提起「loop of smile」、かな。

13曲目「夜間飛行」
なんか、この曲からギアをシフトして一気にトップスピードにのってきた気がしました。
素晴らしい演奏だったと思います。
拍手の中MCも挟まず「秒針のビート」「Time will tell」と続き、
まさしくヤザワでいうところの...なんでしたっけ?(笑)

続く16曲目が運命の「ひとり」。
美也子さんの歌を世に出すきっかけになった大きな「種」。
この歌を超える歌を書けなかったから、メジャーが終わりを迎えたのだと言ってましたよね。そんなことがあってたまるか、と思う。だって、いい歌いっぱいあるじゃないですか。

いまだにうまく歌えないのだと、今日は上手く歌えるかと、見事な布石を置きつつ序盤でやってしまいましたが、止まることなく完奏。
しかし、弾き終わって、天を仰ぐ。しばらく、O-Eastの天井を仰ぐ...。
椅子をちょっと回転させてたから、その表情はわからなかったけれど、
そうした姿が力をくれるのだと思う。
こういう時ってホントかける言葉が見つからない(心の中でなにか声をかけたくても)。
ただ一層力をこめて拍手するだけ。

アンコール1曲目「願わくば」
この歌すごく好きです。
「みんな頑張ってるから 頑張らなきゃいけないのかな」ってあたりでまた泣きそうになる。

アンコール2曲目「流星の日」。
「昨日洗濯物を干しながら見た月が綺麗だった」と言う話をしていましたね。
自分も前日偶然月を見上げてました。
仕事帰りの23:30大崎駅でしたが、それはほぼ真上にあり、金星を従えて傘をかぶったクラゲのような月でした。

終演後のお買物。
美也子さんの熱のこもったセールストークによりTシャツ買う気満々だったのですが、早々にSoldOut。
去年は終わってからでも買えたから、とのんきに構えていた自分を呪う。
あー、こんなことなら開演前に買っときゃ良かった。夏のライブには何を着てったらいいんだ?タネカジTシャツか?

後悔先に立たず。

「最近レトロな言い回しが身にしみるのよねぇ」という美也子ねぇさんの言葉を噛みしめながら、家路を辿る自分をその夜も月が優しく照らすのでした。

Tシャツは今回ソールドアウトでいい気になってるので、またなんかの時に作ろうかな。次回はゲットして下さい。男子は涙もろいなあ。ま、あたしも人のこと言えないけど(笑)「Dear」からのブロックはとにかく歌い切れただけで花丸。矢沢で言うところの「トラベリン・バス」です(笑)

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From:しとさなみきさん( 05.5.1/2:52)

 はじめに言っておこう。美也子さんはエッセイで「自分は衰えてきている」といっていたが、そんなことがあろうか。否。「夜間飛行」が終わった後のあの鳴り止まない拍手がなによりの証拠。あの時私は歌に集中しきっていた。「はっ」と気が付くと歌い終わるところ。陶酔し恍惚感に浸っていた。古今東西あまたの歌い手はいるが、美也子さんほどの音質、音量の人はそうはいない。加えてあのピアノ。12年前、その声に魅了され“美也子道”に私は入ることになったのだ。美也子さん、まだまだいけます。いけますとも。私たちファンが行かせてあげますって。

 美也子さんの生の声、一挙手一投足、爆笑MC、ライトに会場の雰囲気などライブでしか味わえないものが多々ある。もちろんTシャツも買ったよー。

 仙台のときは前もってCDが発売され、予習をしてライブに望んだわけだが、今回はそれはなし。ドキドキ、わくわくしての初めての曲たち。どれもジーンと来た。かなわない、恐るべし篠原美也子。

 「only you」のピアノの音をCDで聞くと「あぁ ライブに行ったんだっけなぁ」と思うし、龍之介君が生みの親?の「白い月」は心に深く刻み込まれている。「かーかん、笑って」の「loop of smile」は単純だけどすご く大切なこと。怒ったって、泣いたってその後笑うことができれば、それだけでも勝ちさ、と思う。

 「HOPE」を歌い始めたときスポットライトが赤に変わった。「おぉーッ」。左側の前列付近にいた私のところに、ちょうどそのライトが美也子さんの頭の後ろをかすめ差し込んできた。美也子さんの姿は色を失いただの黒い影となり、まるで朝日を背に歌っているようでステキだった。

 「Dear」のときはパッと照明が白になりバックの幕?が白く浮かび上がり、それはパルテノン神殿を彷彿させた。前半はいつも通りに、後半はガラッと変え抑揚をつけて荒々しく激しく、でも静かに訴えるものがあった。涙が止まらない。

 ピアノを弾かず、かわりに身振りを交えて熱唱した「Time will tell」。「ここが目指していた場所なんだ」と足元を指差す。熱く熱く思いが伝わってきた。もう号泣。歌を聴いてその歌声に涙する、涙させる歌い手はそうはいませんよ、美也子さん。「お前が弱ッちいんだよ」なんて言わないで下さいね(笑)。

 前後するが「LIKE 17」の時は「あれっ」と思った。そしてそのあとはトイレ休憩。家族ネタでたくさん笑いをとっていたが、この休憩と「LIKE 17」は後半戦への「さらに涙ボロボロさせるぞ作戦(かってに命名)」の布石だったのではなかろうか?「Dear」、「夜間飛行」、鳴り止まぬ拍手に気持ちを抑え遮るようにピアノを弾き始めた「秒針のビート」、「Time will tell」、そして「ひとり」。圧巻、圧倒。仙台で聴いた曲たちにまたここで会えるなんて。種は一つの実になった。

 それだけでまる一日ライブができそうなMCでは予定表に「あいさつとしか書いてない」と笑いをとっていたが、たいへんいいお話が聞けた。大事に思う人には同じことで共感したいとか、同じ方向を同じ風景を見ながら歩いて行きたいとか。同感です。

 行こうか行かまいか。迷いに迷って、決意し行ったShibuya O−East。ライブに行ってよかった。ほんとよかった。みんな遠くから来るわけだ。たった3時間だけど、長い人生の中のほんのわずかな時間だけど、そこには心に残る大切なひとときがあった。ありがとう美也子さん、ありがとう。

 帰りの電車の中、ふと気付くと夜空には“白い月”。雲ひとつなく煌々としてキレイ。帰りの夜空にまで気を配っての心にくい美也子さんの演出? さ・す・が。

古田が2000本安打した夜に      

衰えたら衰えたなりの闘い方があるということで(笑)今年は心構えがあって臨めたのでよかったです。良くも悪くも重ねていくことが大事だなと改めて思ったりします。見る方も、毎年見ると面白いんじゃないかな、なんて(笑)

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From:murakamiさん( 05.4.24/22:11)

TO:ねぇさん

何なんだっこの良い唄達は!
何なんだっこの心にくい演出は!
何なんだっねぇさんのこの表現力は!
っていうかねぇさん肩出しすぎだっ!

会場みんなの「心」、「記憶」、「未来」が熱くなった夜。
渋谷道玄坂を下りながら見上げた空には今にも満ちそうな月がありました。

〜心〜
 篠原美也子の唄を待ち焦がれた心に、晩春の暖かさを濯ぐように
 1曲目「まだ見ぬ明日の為に」がゆったりと流れた。
 すっ、と入り込んでくる澄んだ歌声。心がもう、その瞬間から満ちてしまった。
 4曲目「白い月」。うって変わって力強く駆け出すようなリズム。
 掴まれた。握りつぶされるほど心が掴まれた。
 9曲目「HOPE」。
 ねぇさんにしか歌ってほしくない、そんな心ふるわすバラード。
 迷い、弱さ、回顧、反抗、夢。
 12年のキャリアがこれらテーマを重すぎず、軽んぜず、
 僕らの心にそっと届けられた。

 今年の篠原美也子は違う。
 文字通りの「アーティスト」。
 そう率直に感じた。

〜記憶〜
 3曲目「あの角を曲がって」
 7曲目「前髪」
 12曲目「Dear」
 懐かしい曲が今回の「half moon」でカバーされた。
 ねぇさんがMCで【メジャーで6年、インディーズで6年】と言ったのを聞いて自分も驚いた。
 初めてねぇさんの唄に出会った日を思い出した。
 オールナイトニッポンから「誰の様でもなく」とお気楽なトークが流れたあの日。
 出会えて良かった。
 16曲目「ひとり」
 ちょっぴりミス。でもそれが逆によかった。
 【「ひとり」でデビューして「us」というアルバムが作れた】
 この言葉に感動してしまいました。
 最後にもらったメッセージカード
 【もう2度とひとりにはなれない。
  もう決して、ひとりではない。】
 ねぇさんはきっともう旅立ってるんだ。
 僕も過去の篠原美也子もろとも、これからの篠原美也子に旅立とう。
 そう想い出を振り返りつつ思った。

〜未来〜
 MCでこんな事が話された。
 【勝つつもりはない。でも負けるつもりもないんだよね】
 【夏にバンドライブをやりたいなぁなんて】
 【『篠原美也子?そんなの昔から知ってたよ』そうみんなに言わせたい】
 8曲目の「アスピリン」。

 −ねえあの頃描いてた 夢は今でもここにあるよ−

 ねぇさん。
 あなたがこんな唄を歌うから、僕らはあなたをこれからも応援できる。
 お陰様で自分の未来を少しだけ軌道修正できたよ。ちょっとだけ良いものになった。
 そしてファンの一人として描いていた篠原美也子の未来像も軌道修正したよ。グッ、とね。
 よくねえさんが言ってる「いまどき篠原美也子ってのもほんと物好きだね」
 もうそれがキャッチフレーズ!ただもっとポジティブ!
 「今の時代に篠原美也子!」
 何か恐いものがありますか?ねえさん。
 旦那さんがいらして、お子さんがいらして、「みんな」が居る。
 みんな!「Formed a scrum!」
 がっちりスクラム組んでこーぜ!
 ねぇさんありがとう。これからもよろしく!
 ありがとう。ほんとうに。

そうね、もう過去をほどいて、これからに向かわなきゃね、とあたしも改めて思います。恐いものなんか、ねえよ(笑)。ありがとう、みんなで、行きましょう。

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From:ふにゃにゃさん( 05.4.24/21:12)

初めてライブレポなるものを書くので、どんなことを書いたらイイのかわかりません(笑) とりあえず思ったことをダラダラと書くので、駄文にお付き合いくださいm(__)m

さて、BBSにも書いたんですが、僕は今日、美也子さんのライブへ7年(と少し)ぶりくらいに伺いましたよ〜! 以前と同じく、僕はひとりでした(笑)

一時、僕の心がシンガー篠原美也子から離れていたので(帰ってきたのはこの前の正月くらいだったです。)、本当に久しぶりに会いに行きました♪ 

実は、ワンマンがある!とこのHPで知ってから、今日という日が来てライブが始まるまで、いろいろな思いが僕の中で渦巻いてました。「早く聞きたい!」(長年片思いしているコに久々に会うような感覚で、ドキドキでしたよ・笑) 「久々だから、受け入れられなくなってたらどうしよう・・・・」「うへぇ〜! 美也ねぇ、38になったの!?」(ホント、最近気づきましたよ。。。。。^^;)「相変わらず、あのしゃべりっぷりかな?・笑」などなど。
待ちわび、ドキドキ、緊張、不安・・・・・・色々な思いがよぎりましたねぇ。

「まだ見ぬ明日の為に」「place」で早くも泣き^^;、「アスピリン」「HOPE」ではステージから飛び出してくるかと思うほど圧倒されました。それだけに心に強く響きました。

その後の「LIKE17」はイイ繋がりだと感じました♪

「Dear」途中の壊しっぷりにビックリ! ライブならではかなぁと思い新しい歌を聴いたようで新鮮でした。ただ、既にあるモノを壊すってのは歌い手にとっても大変な作業かなと思います。良い意味で期待を裏切ってくれました☆

で、「夜間飛行」で再びステージから飛び出てきそうになり、「秒針のビート」が始まった時にはハラハラドキドキ・・・(エッセイで見ただけですが、色々あったようなので。「衰えが・・・・・」とか書いてあったし・・・・・・)「こんなハイペースで歌いきれるのか!?」と心配でしたよ^^; 
僕の先入観からかもしれませんが、周りの他の方々も気が気ではなかったと思います。見守りつつも「大丈夫か!?」って空気が流れてたように思います。ステージ上の美也子サンはどうかんじましたか?(あれだけ激しく歌ってたら、そんなの観察してる余裕無いかもですが・・・・)
次の「Time will tell」は本当に大好きな曲なので、聞き入りつつ口ずさんでました。
少し脇道に逸れますが、この歌を初めて聴き、大人になった僕にとって「ひとり」を聞いたとき(当時は高校1年生です! 若いなぁ・笑)と同じくらいの衝撃でした。

そして「ひとり」。のっけからやっちゃいましたねぇ(笑) 歌う前のMCで、自分にプレッシャーかけすぎですよ〜!!
ただ、僕が思うに「ひとり」を超えようとしなくてもイイんじゃないすか? 歌い終わった後におっしゃってたように、これからも仲良く付き合っていけばイイんじゃないすかねぇ・・・・・・良い歌なのは間違いないですから♪ でも、だからこそ上手く歌いきりたいのでしょうか・・・・・・? 深い・・・ように感じます。
生意気言ってスイマセンm(__)m

で、「Journey」ですね♪ アルバムを聞いたんですが、弾き語りとは随分雰囲気が違いこれまた驚きました!! MCで話していた『「ひとり」から「us」になった』という言葉、好きですよ♪ 僕も素敵なusになれるよう頑張ろうと思いました〜!(まだまだひとりの予感漂いますが・笑)

アンコールについては・・・・・・もう昂ぶり過ぎてたのと、もう終わってしまうという寂しさに満たされていたので文字にできません(笑) 「春の日」は、あらためて良い曲だと実感しました!

今日のライブで確信したことが一つ。僕はあなたが歌い続ける限り、いつまでも聞いていくでしょう。末永い付き合いになるかと思いますが、ヨロシクです( ̄O ̄)
また、早く会いたいですよ〜! 次、期待してまっせ〜♪

最後に2つほど・・・・・・僕が感じたのは「flower」もLove songだということです。
儚い時代に「寄り添っていきていく。We are the flower, flower.」 ほら、usじゃないけど「私たち」でしょう? 個人的には、「ひとり」「Time will tell」と、この曲が大好きデス♪

それから、こんなに近くで美也子さんのライブを見たのは初めてだったので、今さらながら気づいたことがあります。 美脚ですね(笑) スラッとしたジーンズが似合ってましたよ〜>。<

それでは、また会える日を楽しみにしています☆ これからアルバム2枚聞き倒すのでヨロシクです〜(笑)

美脚と言われてとりあえず機嫌がいい(笑)。「flower」は候補に挙がってたんだけど、入れる場所がなくて今回は見送りました。でもホント、すごいラブソングだよね。ブランクをはね返す勢いで、改めてよろしく。

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