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流星の記憶 |
| ワンマンについて、いつものように自問自答でにぎやかに振り返ろうと思ったが、やめた。そういう気持ちになれなかった。もう1ヶ月も経つのに。 もう1ヶ月も経つのに、私はまだ喪失感の中にいる。何かやるたびに、それは積み重ねられて行くのではなく、ひとつずつ減って行くのだと思えてならないから。 3年ぶりの大阪、今年2回目の東京。客電が落ちると同時に沸き起こった拍手。踏み出したステージに既にあふれていた思い。あのふたつの晩、歌は呼吸になった。あと幾つ、あと何度、私にあんな瞬間は残されているのだろう? 酔っ払って、ふざけたふりで、好きな男の手を握った時、そのあたたかさに呆然とした。忘れないでおこうと思った。恋は叶わなくても、このあたたかさの記憶で一生でも生きて行けると思った。 思い出は甘く人を立ち止まらせるけれど、記憶は冬の朝の素足の冷たさのように、人を歩き出させるもの。 あと幾つ? あと何度? あと、どれくらい? 問いかける声、もろとも。 2001年11月17日大阪、24日東京。あのふたつの晩、歌は流星になった。忘れないでおこうと思う。来たるべき、悲しみのために。ひどく急な坂道のために。あのあたたかさを、一生。 感謝を込めて。 多謝。 |
last up date 2001.12/18
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予定は、未定..