Q:早いもんで、ワンマンから1週間です。
A:ああ、そうですねえ。
Q:先週の今頃は、打ち上げで飲み飛ばしてましたよ。
A:そうでしたよねえええ。
Q:楽しかったですねえ。
A:そうですねえ。
Q:・・・・。
A:・・・・。
Q:淋しいっ。
A:淋しいよおっ。
Q:今回はその前にツアーもあったし、急に人数減るかんじがひとしおですよねっ。
A:全くですっ。もう翌日花と酒に囲まれて泣きそうでした。
Q:どっちもしゃべんないし。
A:ほんとです。何とか言ってくれよおってかんじで。
Q:ま、どどーっとライブレポやメールが来たのが救いでしたけどね。
A:そうですね、ありがたかったです。
Q:さっ、元気出して振り返りましょう。・・・あれっ、どこ行ってたんですっ。
A:人のページをいじってましたあ。
Q:また誰かのチャットで遊んできたんですな。しょうがないですねえ。
A:すいませーん。
Q:さて、4.30ですが、やはりツアーもあったせいで、直前までだいぶばたばたしましたね。
A:そうですね。帰って来て2、3日はぼーっとしちゃったんで。週末あたりにやっと曲のリストアップに入って、メニューが大体決まったのが1週間前で、それから猛練習して、リハスタで通して、あと、3日くらい前になって、あっおみやげ袋作んなきゃ!と思ってあわててポストカード買いに行ったりしてたし。
Q:曲は順調に決まったんですか?
A:『誰の様でもなく』とかはね、去年の年末のワンマン終わった時点でやろうって決めてました。て言うか、ここまで来たらもうやらないと収まんないだろうみたいな(笑)。
Q:そうですよね(笑)。
A:まあ、まだ『新しい羽根』も出来てなかったですけど、とりあえず次回のワンマンの目玉商品はこれだなと。あとは『Fool
in the Rain』とか、『河を渡る背中』とか、バラードも『あの角を曲がって』とか、好きだけどなかなかやる機会なかったやつを単純に並べて行ったってかんじです。
Q:全19曲中、年末のワンマンでもやった曲は8曲。半分以上入れ替わったんですよね。
A:おお、そうなりますか。むしろ難しかったのは定番ソングの扱いで、『Dear』とか『Good
friend』とか落っこっちゃいましたけど、ま、『名前の無い週末』とか、そのへんをどう絡めて行くかが問題でした。
Q:なるほどね。オープニングは『新しい羽根』から『place』『WIND
IS GONE』静かな立ち上がりでした。
A:『WIND IS GONE』は初めてやったんですけど、やっぱいい歌だった(笑)。ピアノちょこっと間違えたんですけどね。ばれたかな。
Q:まだビデオ見てないんで何とも言えませんが、多分ばれてると思いますよ(笑)。『Don't
forget』は久しぶりでした。
A:この歌大好きなんですよ。歌うたびに泣きそうになる。
Q:この歌と『河を渡る背中』で、既にハンカチ1枚使い切った人も多かったようで(笑)。でも次の『風の背中』といい、ラストにやってもおかしくないのをのっけからバンバンやれちゃう気持ち良さがありますよね。
A:とにかく曲はたくさんあるし、毎月のレギュラーもあってのワンマンだから、すごい贅沢な選曲できますよね。
Q:『Life is a Traffic Jam』では、すごい楽しそうな表情が印象的だったと、ライブレポにもあったし、当日のアンケートにもだいぶありました。
A:いや実際楽しくて楽しくて。あの天井高いロケーションであの歌うたう気持ち良さったらなかったです。
Q:バラードこれでもか3連発の「号泣コーナー」。本人がうるうるしてどうすんですか(笑)。
A:だってそりゃあたしも人の子ですし(笑)。MCでも言いましたけど、リハでやりながら、な、なんて悲しい歌なんだ!って改めて気付きまして(笑)。
Q:『淋しいのは』とか、たまんないですよね。
A:晴れた日は自転車に乗ったり・・・っていうとこ、弱いんですよねーあたし。もうせつな過ぎ。
Q:最近自画自賛の傾向にますます拍車がかかってるようですが、さていよいよ、目玉商品『誰の様でもなく』の登場。お客さんは、驚いたり喜んだり感動したり大変だったようです。
A:ハハハハ。歌い始めて、会場が「はっ」て息を呑む感じになったのわかりましたもん。うひょひょひょ、どーだ驚いたかーみたいな(笑)。
Q:あとのMCでも言ってましたが、弾き語りで歌うのはミュージックステーション以来とか。
A:多分そうだと思います。
Q:ほぼ8年ぶりに歌ってみて、どうでした?
A:いやもう歌詞とメロディの関係にあまりにも無理があるので、難しくて死にそうでした(笑)。おいこれどうやって歌うんだ!?ってかんじで。うまく距離を取ってたってライブレポで言ってくれた人がいましたけど、やっぱりこの歌はゴーッと入り込んでワーッと勢いで歌う歌なんだなあって改めて思いました。
Q:ま、とりあえずそんなにみっともなくならずに歌えたってことで、またやりますかね。
A:もう昔ほど、歌えない!っていうこだわりもないんで、気が向いたらまたやりましょうかね。
Q:それを聞いて安心した人も多いでしょう。さあライブは中盤戦。セットアッパーには再び『新しい羽根』から、『HERO』『flower』と続きます。
A:スタジオで通しリハした時もスタッフと話したんですけど、やっぱりちゃんとピアノアレンジされてるものが来るとほっとするねって。もちろんあたし杉山さんが弾いたのを全部弾き切れてるわけじゃないんですけど、合間合間のちょっとしたフレーズとか、イントロやエンディングとか、そういう部分で『新しい羽根』の曲はやっぱりすごく安定している。
Q:『HERO』のイントロとか素晴らしいですよね。
A:『S』だって、見違えるようでしょ。あたしにそういう才覚あったらいいんですけど、ないんで(笑)、改めて杉山さんすごいなあってかんじです。
Q:『S』から『名前の無い週末』『ひとり』『秒針のビート』いわゆる「息切れコーナー」(笑)。
A:いやー(笑)今回つくづく思ったんですけど、体力が落ちてる!別に最後声が出なくなっちゃうとかじゃないので、19曲っていうサイズは問題ないんですけど、息が続かないっていうのは単純に体力の問題ですからねえ。
Q:昔の曲はブレス少ないですしねえ。
A:次回に向けての目標は、とにかく体力づくり(笑)。
Q:いいですねえ。もう音楽的な部分とかで特に前向きな目標もないんですから、体ぐらい鍛えましょう。
A:近所のプール行きまーす。
Q:本編のストッパーは『あたたかい沈黙』。
A:前回の『Good friend』と同じような扱いで、ま、前回はそのあと『place』が来たんですけど、最後はお客さんへの気持ちで締めくくろうってことで、これしかないだろうと。
Q:PAさんが、音量を極端に絞るというわざを使いました。
A:すごく素朴な感じでよかったって友だちが言ってました。
Q:アンコールはいきなり『Fool in the Rain』。イントロで条件反射号泣した人もいたようですが(笑)。
A:大好きな歌なんで、前々から弾き語りでやりたいなあって思ってたんですけど、なかなか機会がなくて。でもとにかく3曲分くらいエネルギー使うんで(笑)大変だったんですけど。
Q:今回は気の抜けないアンコールでしたよね。
A:そうそう。前回のアンコールは『ひとり』と『愛している』だったんで、別に気は抜かないですけど(笑)なじみの曲だし、本編終わった段階でよーし勝った!とか思ってたのね(笑)。でも今回は『water』も初めて人前でやる歌だったから、アンコールが一番緊張しました。
Q:というわけで、とりあえずメニューをざっと振り返りました。改めてどうでした?
A:やっぱり3月に一度WESTでやらせてもらったのが大きかったです。空間の感じが掴めてたんで、あらかじめパワーバランスをコントロールできたし、そういう意味での緊張はしなくて済みました。
Q:全19曲約2時間半、ファンにとっては短かったかもしれませんが、相変わらずの長丁場ですよね。
A:思ったんですけどね、メールの中に、前はあんなにしゃべらなかったっていうのがありましたけど、実際デビューした頃は全然しゃべんなかったって自分でも思うんですよね。ラジオ始めてだんだん変わったんでしょうけど、それでもラジオはしゃべる、ライブは歌うって思ってたと思うし。ライブに関しても、後半の方は特に、なるべく曲数を抑えてコンパクトにしたいって考えてて、それはなぜかと言うと、当時ライブをやる意味ってもちろんファンの人たちに向けてが一番でしたけど、その他に要はマスコミや媒体の人たちに対するプレゼンテーションっていうのがあった。そういう人たちはやっぱり1曲1曲というより全体の印象だから、一番おいしいとこを短く効果的に見せたいって、そりゃ誰でも思いますわな。
Q:でも今は完全にお客さんと自分のためだけにやってる。
A:そう。今あたしがライブ見て欲しいって思うのは、どっかのえらい人じゃなくて、あたしの歌を好きな人だけだから。別に特別長いライブやろうって思ってるわけでもなくて、今歌うべき歌、歌いたい歌がこれだけあるから歌う、しゃべりたいことがあればしゃべりたいだけしゃべる、これがあたしのスタイルですから、これからも変えるつもりないですし、それを受け入れて楽しんでくれる人たちに対してベストを尽くすってだけです。
Q:いい距離感でやって行きたいですよね。
A:アンケートの中に、昔メジャーでやっててそのあと小さいところでまたやってる人のライブって、お客さんと妙に馴れ合っちゃってたりするけど、シノハラさんはぎりぎりで踏みとどまっててよかった、っていうのがあって、すごく印象的で、そうだそうだ、そこは気を付けようって改めて思いました。
Q:貴重な意見、ありがたいですね。さて今回もうひとつ目玉と言うか、メイクにずいぶん凝りましたね。
A:もうヨシムラさん、天才(笑)。吉村元男さんといって、『ガラスの靴』のPVと、magnoliaツアーの東京でお世話になって、大ベテランの方なんですけど、とにかく上手で当時すごく感激したのね。でもそれっきりになっちゃって、今回メイクどうしようかなって思ったとき、えい、駄目で元々だって思い切って電話してみたら、覚えててくれて快く引き受けてくれて、もう大感激。
Q:熊の着ぐるみで町中走り回りましたからねえ。印象強かったんでしょうねえ(笑)。
A:(笑)前はマネージメントあったんですけど、今はフリーになってたっていうのもラッキーだったのかも。実は私今こういうわけでひとりでやってまして、って言ったら、おお、僕と同じじゃないですかって(笑)。
Q:まぶたがきらきら光ってたのは何だったんですか?
A:あれはねえ、いわゆる金箔。金だけじゃなくて、銀とか青とか緑とか、1枚ずつになってるの、画材屋さんで売ってるんですって。最近ラメとか流行ってるじゃないですか。それ見てヨシムラさんが思いついたそうで。最初ちょっと派手かなあって思ったんだけど、行っちゃえ行っちゃえってかんじで(笑)。
Q:大いに楽しんでしまいました(笑)。赤い口紅も新しかったですね。
A:あれっ、そう言えば赤って使ったことないぞって。お洋服も赤だったし、バッチリじゃん、と。
Q:衣装も悩みましたよねえ。
A:て言うか、結局いつも一番最後になっちゃうんで、衣装考えるの。日にち迫って買い物行く時間なくなるし、めんどくさくなっちゃうんですよね。
Q:アンコールの白のスリップドレスは、天使みたいに見えたって誰か言ってましたっけ。
A:ほめすぎ(笑)。あのコムデギャルソンのスリップドレスはすごい古くて、実は色んなとこで着てるんですよね。でもいつも上になんか重ねてたから、あれ一枚でつるっと着るのは初めてで。
Q:昔は一枚じゃ着切れなかったですよねえ。
A:不思議なもんで、なんか重ねないと似合わなかったんですよね。でも今回ふっと思い出して試しに着てみたら、あれ、全然平気じゃんってかんじで、年取らないと駄目ってことだったのかもしれない(笑)。アンコールの一発目がハードな『Fool
in the Rain』だったんで、お洋服はなんか女らしいのがいいなあって思ってたんで、決ーまり、でした。
Q:左足をばたばた上げるんで、前の方の席の人はハラハラしたらしいですよ。
A:力入ると足上がっちゃうんですもん(笑)。
Q:エンディングは例によってVanessa
Maeの『I'M A DOUN』でしたが、実はここでトラブルあったんですよね。
A:そう(笑)。この曲出るとこが頭から1分くらいのとこなんで、PAさんはあらかじめそこを出してポーズをかけとくわけね。で、タイミングになったらプレイボタンをぽんと押すっていう手順なんだけど、『water』終わってさあっていう時に、彼は間違えてイジェクトボタン押しちゃったわけ(笑)。
Q:ハハハハハ。
A:音楽が出る代わりにCDが出てきちゃって(笑)。打ち合わせでは、曲終わりであたしがありがとうとか何とか言ったあたりでCDスタートっていうことだったんだけど、挨拶してわーって拍手が来て、あれっ出ないぞ出ないぞ(笑)。
Q:それでなかなか立ち上がらなかったんですね。
A:まあ時間的には多分ほんのわずかだったと思うんで、お客さんは気付かなかったと思いますけどね。照明もCDが出たらパーっと明るくするってことになってたんで、あたしと照明さんはあの時あれれっあれれって思ってたわけ。で、しゃーない、立っちゃおって思って立って、照明さんもいいや点けちゃえと思って点けたらしいんだけど、お辞儀してたらやっと聞こえ出して、ま、めでたしめでたし。
Q:最後あの曲をなるたけ長くステージ上で聞いてたいっていうのが、ひそかな楽しみですもんねえ。
A:nestと違ってWESTはステージからPA席よく見えるんで、あたふたしてんのが見えて、あいつ忘れてたなあって最初は思ったの。でもあとで聞いたらそういうことだったそうで(笑)。
Q:打ち上げでシノハラの隣りに座らされてましたもんねえ(笑)。
A:説教部屋行きですか(笑)。
Q:ところで、失神者2名(男子)出たんですけど、全然気付かなかった?
A:全然。ただ、中盤あたりで、曲の途中だったかなあ、最前列のはじの方に座ってた男子がささっと立ち上がって後ろに行くのが見えて、なあんだいいとこでトイレかよって思ったんですけど(笑)、あれそうだったのかなあ。
Q:ひとりは立ち見の人だったみたいですけど、倒れたのを助けたの、知り合いだったんですって?
A:そう!打ち上げで聞いてびっくり。目の前でスーっと倒れたんですって。
Q:いや〜号泣は予想してましたけど、失神は予想できませんでしたねえ。
A:全くです。しかも大音量なわけでなし、スタンディングのイケイケライブなわけでもなし、対策の立てようがありません。
Q:なんかステージから悪いオーラが出てるとか。
A:そこまで責任取れません(笑)。
Q:まあ色々ありましたけど、『新しい羽根、試験飛行』とりあえず飛べたって感じですかね。
A:思ったより飛べたんじゃないですか(笑)。
Q:そうですね。客席からすごい風来てましたもんね。
A:友だちがあとでメールくれて、多分『秒針』の後のMCだと思うんですけど、あたし大丈夫だ!って言った時、すごくいい顔してたよって。
Q:大丈夫、ですか。
A:ハイ。自信から確信に変わりました。by松坂大輔。
Q:次の百歌はどうします?
A:とりあえず新曲でもやりますかね。
Q:新曲なんてあるんですかいな。
A:そろそろ出来ますって。
Q:ほんとでしょうね。
A:うーーーん。
Q:失神しても駄目です。
A:バレましたか。
Q:当たり前です。
A:では私は海に行って来ます。by田中眞紀子
Q:しゃべり過ぎ注意。
A:プチタナカマキコですもん(笑)。
≪4.30のシノハラ酒蔵≫
・日本酒
日置桜 しずく(島根)大吟醸
日置桜(鳥取)強力米純米大吟醸
関矢健二の酒工房 空前絶後(愛媛)純米大吟醸
上善如水(新潟)吟醸
ふり袖(京都)純米吟醸
酒一筋 赤磐雄町(岡山)純米大吟醸
花衣 源氏の吟(兵庫)大吟醸
而妙酒 白滴(奈良)純米吟醸
琵琶のさざ浪(埼玉)純米生原酒
越乃寒梅(新潟)特別本醸造
笑(鳥取)純米吟醸
・泡盛
瑞泉 御酒−うさき−(沖縄県那覇市)
蔵(沖縄県名護市)
・ワイン
Night Music(ドイツ)白
多謝。 |