from
MIYAKO SHINOHARA


Extra Volume
シノハラミヤコのノーコンエッセイ
「行き先はボールに聞いてくれい」第32球
『大阪・名古屋・仙台に関する自問自答』
まとめてドン!
Q:ツアーの分はワンマンの前にって思ったんですけど、やっぱり間に合いませんでしたねえ。
A:思ったよりばたばたしましたもんねえ。
Q:なんであんなに余裕なかったんでしょ。
A:やっぱりツアー終わってしばらくぼーっとしちゃいましたからねえ。
Q:思ったより疲れましたもんね、やっぱり。というわけで、そのお疲れツアーをまとめてドン!なわけですが、まずは4.7大阪。出発は前日の夕方でした。
A:はい。当初当日の早朝出発予定だったんですが、さすがにキツイだろうってことで、前日の夕方4時半頃渋谷を出発しました。
Q:メンツを教えて下さい。
A:藤重くん、坂本くん、酒井くんは別で、百歌スタッフ号ワンボックス(エスティマ)と、大森洋平事務所号(レガシー)の2台で、私はエスティマに、スタッフ2名といしのだなっちゃんの4人で乗りました。洋平号は、洋平くんとマネージャーとスタッフ1名。
Q:エスティマ超快適でしたよね。
A:はいもう(笑)。スタッフのひとりが運転で、もうひとりが助手席で、あたしとなっちゃんは後部ベンチシートで大名気分(笑)。こりゃグリーン移動並みだぞ!なんて思ってました。
Q:おにぎりも食べたし。
A:張り切っておにぎりとサンドイッチ作ってっちゃいました。ほとんど遠足気分(笑)。
Q:ハハハハハ。道もすいてましたしね。
A:4時半出発でしょ。やっぱりなんだかんだ言って12時過ぎちゃうかなあって思ってたんですけど、インター寄ったりのんびり気分だったにも関わらず、全然渋滞もなくて11時ちょっと過ぎに見事到着。あげくエスティマテレビ付いてたんで、ナイターもしっかり見たし。
Q:極楽ですな(笑)。そして到着して早速かわふくへ。
A:いや〜基本でしょう。
Q:久々の、きざみ、でしたもんね。そんなこんなで無事大阪入りして、翌日はいよいよライブです。ミューズホールって初めてだったんですか?
A:よく覚えてないんですけど、デビューしてすぐのビデオコンサートってミューズだったかなあ。ライブやるのは初めてだったと思います。
Q:大阪でのライブはmagnoliaツアー以来、2年半ぶり。あの時の会場はクアトロで、ミューズからも近かったんで、アーケードの景色が懐かしかったですね。
A:そう、大丸百貨店とか。クアトロの時、あそこでストッキング買ったの覚えてるんですよね。
Q:お客さんも満杯で、うれしかったです。
A:立ち見ぎゅうぎゅうでしたもんね。合間のMCで出てって、熱気がむおおって来て驚きました(笑)。
Q:そう言えばあのMCは最初から決まってたんですか?
A:いや、リハやりながら何かそんな話になったって言うか、そんなかんじでした。
Q:知ってたらもうちょっとまともなカッコしてったんですけどねえ。
A:まあねえ(笑)。私服で人前出るなんて思ってもいないし、今回は車移動だから単に楽ちん重視の普段着中の普段着で。
Q:本番の衣装も2日間共通でしたしね。
A:だって荷物多いのイヤなんですもん。たたんでちっちゃくなるという基準だけ。
Q:しっかし本番は上がりましたよね。
A:いやもう舞い上がり倒しました(笑)うれしくて。ステージ出たとたん、コラー待ってたぞーって声が聞こえるみたいなかんじでした。
Q:その様子はライブレポートからもひしひしと伝わりました。みんな待っててくれたんですねえ。
A:ほんとにねえ。
Q:そして久々の大阪ナイト。
A:一応次の日あるんでセーブしながらでしたけど(笑)、懐かしい地元のスタッフとか駆けつけてくれてうれしかった。大森洋平酔っ払ってたし(笑)。
Q:(笑)。で、次の朝寝坊。
A:どうして目覚まし鳴らなかったんだろう(笑)。お風呂入って2時頃寝て、朝8時ロビー集合だったのね。で、いい気持ちで寝てたら電話が鳴って、出たらスタッフで、ああモーニングコールしてくれるなんて何てやさしいのかしらん、と思ったら、篠原さん8時ですよって(笑)。
Q:でも10分で支度して下降りた。
A:はい、それどっちかって言うとあたしの特技の一つでして(笑)。化粧もしないし、ま、髪はだいぶはねてたらしいんですけど、別に朝どうしてもシャワー浴びたいとも思わないし。顔洗って歯磨いておしまい。
Q:藤重くんの方がよっぽど女らしいですよね(笑)。
A:そう(笑)。藤重くんもちょっと寝坊したらしくて、シャワーも浴びなきゃあれもこれもしなきゃで、結局あとで新幹線で追いかけまーすになって。
Q:大須観音の前で待ってました。
A:ハハハハ。
Q:さて、滑り込みセーフのシノハラを乗せて、一行は一路名古屋へ向かったわけですが、琵琶湖のインターで朝ごはん。
A:食堂の窓際のカウンターで、琵琶湖を見ながらうどん食いました。
Q:で、お昼近く名古屋E.L.L到着。
A:最近場所移ったって聞いてたんですけど、すごいきれいでびっくり。楽屋も明るくて広くて快適でした。
Q:この楽屋で、『百歌の歌』が出来上がったわけですね。
A:そうなんです。リハまで時間あったんで、近くの商店街ぶらぶらしてたんですけど、戻ったら坂本くんが、これから曲作るから、みんなで最後に歌おうよ!って(笑)。は?曲?これから作る?みたいな(笑)。
Q:ま、盛り上がって良かったですよね。お客さんも喜んでくれたし。さて、名古屋に関しては質問メールが来てますんで、紹介しましょう。愛知の水道水真水さんからです。『質問@気になるくせに、関係ない物は関係ないと一度思うと全く気にならないのが、行けないライブの曲目。これまでの東京百歌での曲目は全く知りませんが、一曲目は絶対「HERO」が来ると思っていました。でも「ひとり」。この真意の程を。思うに、圧倒的に初めての人が多い中での、挨拶代わりだったのではないかと察します』
A:メニューに関しては、今回3.30から始まって仙台に続くということを踏まえてだったので、結構色々考えました。一応大阪は決めて行ったんですけど、名古屋はどうも迷っちゃって、リハの前楽屋で悩んでて、そばにいたスタッフに『ひとり』1曲目ってどうかなあって聞いたらいいんじゃないっすかって言われて、そのスタッフが続きはこんなんでどうでしょうってアイデアを出してくれたので、そうかそうかってかんじで決まりまして。
Q:『新しい羽根』の曲で始まるの続いてましたしね。
A:うん、たまにはいいかなと。
Q:『質問A天むすは、正しくは三重名物です。皆様にもお伝えください。矢場トンは地元の人の店です。観光客が行くことは少ないです。私は大好きです。「返事できなくてごめん」と酒井君にお伝えください』
A:これはMCの時の話で、やっぱ天むすうまいよねと。そうか、三重なんだ!今回手羽先食べられなかったからなあ。「矢場トン」は酒井くんがお気に入りとかで、それはなんだろう?って話になったんですけど、地元の店だったのね。
Q:『質問Bあのステージ衣装、大人の女の魅力というか、色気というか十分にありました。合間の司会のお召し物も素敵でした。普段着はあんな感じなんですか』男子はやさしいですねえ(笑)。
A:全くです(笑)。さっきも書いたように、衣装はたたんで小さいというだけで、でもあのタンクトップ、一応JUNYAですけどねっ。
Q:古着屋で買ったんじゃないですか。
A:しゅん。ま、普段着はあんな感じです。だいぶ油断バージョンですけど。
Q:『質問Cヤマハのエレピでしたが、ローズを使ってみるのも面白いかと思われます。ローズで弾き語り、あんまりいませんよね』
A:これはねえ(笑)。私がいつも東京百歌で使っていて、大阪名古屋でも同じのを借りて頂いたヤマハのP200というやつはいわゆるサンプリンググランドの類いで、タッチや音色などが、生ピアノに近く作られているもの。ちなみに、ローランドやコルグや色んなの弾きましたけど、P200はさすがピアノを作ってる会社のもんだってかんじで、私はすごく気に入ってます。で、今は生ピアノ使うことが少ないのであれこれひっくるめてエレピって呼ぶんですけど、元々は生ピに対してエレピと言ったわけで、その代表格がフェンダーローズ。皆さんには同じに見えるかもしれないんですけど、いわゆるローズ、FenderRHODESっていうのは、ピアノとは全く別の楽器なわけですね。ローズにはローズの弾き方があって、特性も違うし、あたしはとてもじゃないけど弾きこなせないなあ。
Q:音で言うと、ビリー・ジョエルの『素顔のままで』とかローズですよね。
A:あれは本物かも。『新しい羽根』の『S』もエレピ。杉山さんの好みで、ローランドのRD100のエレピですけどね。
Q:『質問Dあの客席の中で、何人が「あたし目当て」だと思いましたか』
A:うーん、3分の1くらいかな、もうすこし少ないかな。名古屋は5年ぶりだったし。
Q:でも、アンケートもライブレポも熱いの来てましたしね。水道水真水さん、質問ありがとうございました。まずは最初の週末が無事終了です。
A:次は何とかして手羽先食べたいですなあ。
Q:そして1週間後、今度は仙台です。なんと・・・
A:ちゃんとしたライブは7年ぶり!
Q:仙台は乗り打ちだったんですよね。
A:そうです。土曜日の朝8時渋谷集合で。
Q:そりゃまた早起きでしたねえ。
A:でもわくわくしてたんで起きられちゃいました。この日のエスティマには藤重くんも乗って、またみんなでおにぎり食べまして。
Q:お昼少し前に仙台到着。いきなり牛タン弁当うれしかったですねえ。
A:そうそう!おお、仙台に来たぞ!ってかんじで。
Q:Back Pageすごく小さな店で、最初ちょっとびっくりしましたね。
A:小さいって聞いてたんですけど、雰囲気がね、ほんとに飲み屋だったんで(笑)。
Q:楽屋って言うか控え場所も、すごい雰囲気のいいボックス席ってかんじで(笑)。
A:着替えとトイレに困ったんですけどね(笑)。男の子たちはがしがし着替えちゃうんですけど、あたしとなっちゃんは仕方なくトイレで。
Q:アンケートに、出演者トイレ行き過ぎ!ってありましたけど。
A:自分が終わるとみんながんがんビール飲んじゃうんで、特に大森洋平(笑)。
Q:あんたもでしょ。
A:ハハハハ。
Q:初日は男子の日で、女子は2曲ずつ。フロアにあった小さいアップライトピアノを使いました。
A:最初なっちゃんが、あたしこれでやろう!って言い出して、あ、それいいかもと思って便乗しました。『place』は生ピでやったら雰囲気出ていいなあって思ったし。
Q:この晩は良く飲みましたわなあ。
A:大阪でも結構飲んで、でも翌日の名古屋で、昨日より声出てるなあって感じだったりしたんで、ちょっとちょーしに乗りまして(笑)。一軒飲んで、次は坂本くんが知ってる店に連れてってくれて、結局3時過ぎまで飲んじゃいました。
Q:次の日は家族が来たんですよね。
A:そう、ライブ見がてら、桜も見ようって魂胆で、車でやって来て、お昼一緒に牛タン定食食べました。彼らはその後青葉城に行ったらしいです。
Q:2日目は女子の日。オープニングのMCもいしのだシノハラコンビでした。
A:若手芸人かと思われた方も多かったようです(笑)。
Q:ライブの方は、『なつかしい写真』意表を突きましたね。
A:3.30のWESTで『春の日』やったでしょ。ツアーでも1曲ずつ春らしい歌やりたいなって思って、大阪は『前髪』、名古屋は『LIKE17』、仙台は悩んだんですけど(笑)ふと思い出して、7年前のツアーで確かやってるしなあと。
Q:偶然にも思い出の曲だったっていうお客さんいましたしね。
A:そうそう。
Q:でもとにかく盛り上がり倒し、いいお客さんでした。
A:ほんとに。初日始まってみてすごく反応がいいんで、楽屋もよーし、やるぜってかんじで盛り上がりました。
Q:2日目のアンコールも最高潮でしたもんね。
A:出演者呼び込んでる時とかあたしもう楽しくて楽しくて、でも矢野真紀ちゃんが新幹線の時間が迫ってたんで、藤重くんが出て来て小声で、巻いて巻いて!って言ったり(笑)。
Q:矢野さんを送り出して、『百歌の歌』。そして思いがけず再びアンコール。
A:あれはほんとに予想外で。じゃあ挨拶だけしようってことで出たんですけど、つい思い付いて『蛍の光』歌っちゃいました。
Q:終わりたくない病なんですよねえ。
A:だって名残惜しかったんだもん。
Q:まさしく、サンキュー仙台!でそのまま帰路についたわけですが、個人的に打ち上げしたんですよね。
A:帰りはすいてたのもあって1時頃には東京に着いて、藤重くん大森くんと結局朝6時近くまで飲んじゃいました。店出たら明るくてびっくり。
Q:アホな3人組ですよねえ(笑)。
A:いやー楽しかったっす。さすがにへとへとで次の日は寝てましたけど(笑)。
Q:いくら快適とは言え、やっぱり車移動は疲れます。
A:この年になって車移動のツアーやることになるなんて、思ってもみませんでしたからねえ。
Q:でも、もう地方は無理かなって思ってましたけど、結構やれちゃうもんですねえ。
A:やっぱ世間は甘いんですかねえ(笑)。でもひとえに、百歌スタッフとそれぞれの地方のスタッフ、地道に待ち続けてくれたファンの人たちの執念の賜物だと思いますよ。
Q:願い続ければ叶うのかもしれませんね。次は秋頃ですかねえ。
A:また面白いことやれるといいですよねえ。

おまけ 私見・百歌な人たち
♪いしのだなつよ
言わずと知れたシノハラ後継ぎ一番候補?のなっちゃん。最近シノハラファンの鞍替えが目立つ。ソニーとの契約切れで逆ギレ状態となり、そのぶっ壊れぶりは今や無敵。楽屋ではみんなの妹分的な存在。ちなみに牛タンが嫌いだったが、今回の仙台で初挑戦。でもやっぱり腑に落ちなかったみたい(笑)。お酒は飲まず、ご飯をたくさん食べる。
♪大森洋平
今回のツアーではほとんどトップバッターを務めたため、イベントが終わるまでひたすらビールを飲んで過ごし、MCや最後のセッションでは既に酔っ払ってる状態で登場することもあった。酔うと熱く語り出すことがあり、しかしそのほとんどが自問自答。自分で振って自分で突っ込んで自分で悩んで自分で怒って、人の意見は全く聞かない(笑)。ステージではぶっきらぼうだけど、ほんとはめちゃめちゃいいヤツ。彼の『キリン』は名曲。
♪酒井ミキオ
超マイペーサー。ナチュラルボケと言うか、あの浮世ばなれした感じと意外に熱い歌声のマッチングが絶妙。結構酒のみで、でも酔ってもあのぽよよんとした感じはそのまま。
♪坂本サトル
言わずと知れた兄貴、坂本くん(でもあたしひとつ年上なんですけどね)。仙台の楽屋で、本番前着替えたところ、シャツのボタンをもうひとつ外せだの袖をまくれだのシノハラに言われて、どぎまぎしてたのが可愛らしかった(笑)。
♪藤重政孝
アイドル。しかし、真顔でギャグを飛ばすキャラ。藤重くんとは東芝で一緒だったのだが、挨拶程度の仲で、こんなに面白いヤツとは露知らず。『百歌の歌』の歌詞で、“今日はどんな1日だったの“を“今日はどんなOne dayだったの“とプレスリーばりに歌ったパフォーマンスは、今回のツアーの伝説となった。お酒は全く飲まないが、「ラムコーク、ラム抜きで」で朝まで付き合ってくれるナイスガイ。実は結構ナイーヴでもある。

≪阪名仙のシノハラ酒蔵≫
・日本酒
  日置桜 しずく(島根)大吟醸
  旭 天佑(島根)純米吟醸
・泡盛
  久米仙ブラック古酒(沖縄県那覇市)
                              多謝。


last up date 2001.5/9
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予定は、未定..

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