秒針のビート

狂おしいほどに思い思われる恋が出来るのは
あとどれくらいだろう? 急にそんなことを考えた
心と体が重なる季節 それはほんのひとときなのかもしれない

時計の秒針今日もタフなビート刻み続けてる
あたしの気持ちなんてお構いなし 刻み続けてる
壁に投げつけて壊したい衝動 出来るもんならやってみろと囁く声

たとえ歯を食いしばってでも愚痴をこぼすべきではなくて
自分に生きる価値が無いなんて思うのは間違いで
それでもこうして生きてるうちに自分自身をつかい果たせるのだろうか

気が付けば残されたチャンスは驚くほどすくなくて
そのくせ有り余る時間を持て余しては無駄にして
何もしないために何かをして 何も言わないために喋り続けている
何も言わないために喋り続けている

選ぼうとしなければもっとずっと人生はたやすい
望んだりしなければきっとずっと人生はやさしい
思っているよりもずっとずっと人生は短い
遅すぎるかもしれない

負けるつもりで走り始めるアスリートはいないだろう
そして勝てるあてのないゲームが今日も待っているだろう
光の陰に闇が見えたら それを勇気と呼んでいいのかもしれない
それを勇気と呼んでいいのかもしれない

誇り高くありたいと願えば日々はあまりにせつない
勝ち負けで決まるならきっとずっと人生はたやすい
動機を見失ったまま過ごす日々はなんてはかない
遅すぎるかもしれない

狂おしいほどに思い思われる恋が出来るのは
あとどれくらいだろう? 急にそんなことを考えた

選ぼうとしなければもっとずっと人生はたやすい
望んだりしなければきっとずっと人生はやさしい
思っているよりもずっとずっと人生は短い
遅すぎるかもしれない だけど顔を上げて
誇り高くありたいと願えば日々はあまりにせつない
勝ち負けで決まるならきっとずっと人生はたやすい
動機を見失ったまま過ごす日々はなんてはかない
遅すぎるかもしれない
だけどこんなところで待っているよりは